石造美術の偈頌(げじゅ)   

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板碑(いたび) 石燈籠 石  碑 石幢(せきどう) 石鳥居 その他 名品
項  目 伊派 石大工 偈頌(げじゅ) 光明真言(関東板碑) 格狭間の形 - -

写真:河合 哲雄

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偈頌(げじゅ)索引

稲葉崎 種子自然石塔婆(妙性塔)(県指定史跡、南北朝時代前期 建武三年 1336年、鹿児島県湧水町)

法華経 提婆達多(だいばだった)に出る偈(げ)

偈(げ):「得受道記(とくじゅどうき)、無垢世界(むくせかい)六反震動(ろっぺんしんどう)、娑婆世界(しゃばせかい)

三千衆生(さんぜんしゅじょう)、発菩提心(ほつぼだいしん)、而得受記(にとくじゅき)、智積菩薩(ちしゃくぼさつ)

[ 記別(仏となることの予言)を受くることを得たり。無垢世界は、六反(ろっぺん)に振動し、この世の娑婆世界の三千衆生は、仏法の安定した地に住し、

その三千衆生は、菩提心を起こして、記別(仏となることの予言)を受くることを得たり。智積菩薩(と舎利弗、一切衆は女人成仏を論じていたが、これを見て沈黙した) ]

  石仏と石塔-更新履歴と参考文献!

凡例 :  国宝   重要文化財   府・県指定文化財・県史跡   市・町指定文化財  史跡  重要美術品  指定なし

た行

指定 名       称 制  作  年 所    在    地
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「大勢至菩薩(だいせいしぼさつ)、示現月天子(じげんがつてんし)、普照四天下(ふしょうしてんげ)、成就衆生願(じょうじゅしゅじょうがん)
[ 大勢至菩薩は、姿を変え月天子として示現する。そして、あまねく 四天下を照らし、衆生の願いを成就する ] (出典不明)
だい 保月六面石幢(ほづきろくめんせきどう)  嘉元四年(1306年) 岡山県高梁市有漢町上有漢9167

指定 名       称 制  作  年 所    在    地
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「長者聞已(ちょうじゃもんい)、驚入火宅(きょうにゅうかたく)         (出典:法華経譬喩品
[ 長者は聞き已(おわ)りて、驚きて火宅に入る。]
定善寺(じょうぜんじ)(偈頌)題目板碑  紀年銘なし 宮崎県日向市大字財光寺7295

指定 名       称 制  作  年 所    在    地
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「当位即妙(とういそくみょう)、不改本佛(ふかいほんぶつ)  (出典不明)

[ 当位即妙にして、改めまじき本門の仏(如来)。 ]  当位即妙:その時その時に応じて適切の用をなす。   本仏:無数の仏のなかで、根本となる仏(如来)
とうい 高木(たかぎ)観音堂 金剛界大日種子石塔婆  応永三年(1396年)
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「当於今世(とうおこんぜ) 得現果報(とくげんかほう)
[ 当(まさ)に今世において、現(まのあたり)の果報を得べし ] (出典:法華経 普賢菩薩勧発品
とうお 妙顕寺(みょうけんじ) 題目板碑  慶長三年(1598年) 埼玉県戸田市大字新曽1707
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当地此人(とうちしにん)為得大利(いとくだいり)、即是具足(そくぜぐそく)無常功徳(むじょうくどく)
[ まさに知るべし、この人、大利を得たのであるということを。即ち、これ無上の功徳を具足するなり ](出典:無量寿経下巻)
とうちし 龍光寺墓地(りゅうこうじぼち)三尊種子板碑  建治二年(1276年) 群馬県富岡市富岡1093
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「当地是処(とうちぜしょ)、即是道場(そくていどうじょう)
[ 当(まさ)に知るべし、この処は即ちこれ道場なり ] (出典:法華経 如来神力品
とうちぜ 大法寺(だいほうじ)題目板碑  慶長五年(1600年) 千葉県香取市森戸438
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「当知是妙法(とうちぜみょうほう)、諸仏之秘要(しょぶつしひよう
[ まさに知るべし、この妙法は 諸仏の秘要なることを。]  (出典:法華経 方便品
とうちぜ 本善寺(ほんぜんじ)(偈頌) 題目板碑     
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「当知本誓(とうちほんぜい)、重願不虚(じゅうがんふこ)衆生称念(しゅじょうしょうねん)、必徳往生(ひつとくおうじょう)
[ まさに知るべし、本誓の重願(弥陀の四十八願) 空しからず、衆生称念すれば、必ず往生するを得ん ] (出典:往生礼讃偈)
とうちほ 龍光寺墓地(りゅうこうじぼち)三尊種子板碑 建治二年(1276年) 群馬県富岡市富岡1093
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「得受道記(とくじゅどうき)、無垢世界(むくせかい)、六反震動(ろっぺんしんどう)、娑婆世界(しゃばせかい)、三千衆生(さんぜんしゅじょう)

発菩提心(ほつぼだいしん)、而得受記(にとくじゅき)、智積菩薩(ちしゃくぼさつ)法華経 提婆達多(だいばだった)
[ 記別(仏となることの予言)を受くることを得たり。無垢世界は、六反(ろっぺん)に振動し、この世の娑婆世界の三千衆生は、仏法の安定した地に住し、
その三千衆生は、菩提心を起こして、記別(仏となることの予言)を受くることを得たり。智積菩薩(と舎利弗、一切衆は女人成仏を論じていたが、これを見て沈黙した)]
とくじ 稲葉崎(いなばさき)一尊種子自然石塔婆  建武三年(1336年) 鹿児島県姶良郡湧水町稲葉崎
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「得見此塔(とくけんしとう)、礼拝供養(らいはいくよう)、当地是等(とうちぜとう)、阿耨菩提(あのくぼだい)
[ この塔を見ることを得、礼拝し供養すれば、まさに知るべし、これ等は皆、菩提(悟り)に近づけることを ] (出典:法華経 法師品
とくけ 足立家(あだちけ)石造宝塔 (六種宝塔)  嘉暦二年(1327年) 大分県豊後大野市清川町六種
とくけ 天神社(てんじんしゃ) 石造宝塔  鎌倉時代末期 京都府木津川市山城町神童子字不晴谷

な行

指定 名       称 制  作  年 所    在    地
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「乃至童子戯(ないしどうじげ)聚沙為仏塔(じゅしゃいぶっとう)、如是諸人等(にょぜしょにんとう)皆已成仏道(かいいじょうぶつどう)
[ 子供達が遊戯の際、砂を集めて仏塔をつくる。これらの人々は、すべて「さとり」に到達するであろう ](出典:法華経 方便品
岩屋寺(いわやじ)笠塔婆  貞和三年(1347年) 山口県周南市下上(しもかみ)岩屋2215

指定 名       称 制  作  年 所    在    地
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「而今此處(にこんししょ)、多諸患難(たしょげんなん)、唯我一人(ゆいがいちにん)、能為救護(のういくご)
[ しかも今ここは、諸々の難儀が多い。唯(ただ)、我一人のみよく救護をなす ](出典:法華経 譬喩品
にこ 高野山(こうやさん)第六十一町石五輪卒塔婆  鎌倉時代中期 和歌山県伊都郡高野町花坂
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「若以色見我(にゃくいしきけんが)、以音声求我(いおんじょうぐが)、是人行邪道(ぜにんぎょうじゃどう) 、不能見如来(ふのうけんにょらい)
[ 若し色(形)をもって我(釈迦)を見、音声をもって我(釈迦)を求めんとすれば、この人邪道を行じる。如来を見ること能わず。 ](出典:金剛般若経
にゃくい 長念寺 中村家墓地 釈迦三尊種子板碑  延文三年(1358年) 埼玉県飯能市白子260
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「若有重苦(にゃくうじゅうく)、我代受苦、若不尓者、不取正覚」        [ 仏説延命地蔵菩薩経(偽経)
[ 若し重き苦しみあれば、我れ代りて苦を受けよう。そうでなければ、決して悟りを開きません。]
にゃくう 瑠璃殿(るりでん)地蔵種子石塔婆  至徳三年(1386年) 宮城県石巻市南境字金沢90-2
にゃくう 山口家(やまぐちけ)地蔵種子石塔婆  応永十六年(1409年) 宮城県石巻市東福田字馬場
にゃくう 山口家(やまぐちけ)地蔵種子石塔婆  応永十八年(1411年) 宮城県石巻市東福田字馬場
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「若有重業障(にゃくうじゅうごうしょう)、無生浄土因(むしょうじょうどいん)、乗弥陀願力(じょうみだがんりき)、必生安楽国(ひっしょうあんらくこく)
[ 若し重き業障ありて、浄土に生まれる因がなくても、弥陀の願力(誓願の力)に乗ずれば、必ず安楽国(浄土)に生まれることができる]
にゃくう 江南々校(こうなんなんこう)阿弥陀三尊図像板碑   寛喜二年(1230年) 埼玉県熊谷市千代329
にゃくう 川辺(かわべ)の板碑(阿弥陀種子板碑) 文永八年(1271年) 埼玉県桶川市加納2910
にゃくう 鳴(なる)阿弥陀種子板碑 (長木家板碑)  元応三年(1321年) 大分県国東市国東町東堅来字鳴
にゃくう 向徳寺(こうとくじ)阿弥陀三尊種子板碑 貞治年間(1362~68年) 埼玉県比企郡嵐山町大蔵635
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「若有善男子(にゃくうぜんなんし)、造立卒塔婆(ぞうりゅうそとば)、其人之功徳(ごにんしくどく)、佛智不可量(ぶっちふかりょう)

[ 若し善き男子ありて、卒塔婆を造立するならば、其の人この功徳によりて、仏の智慧を得んこと量るべからず ] (出典:未詳)
にゃくう 新勝寺(しんしょうじ)阿弥陀三尊種子板碑.  延元元年(1336年)(南朝) 千葉県成田市成田1
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「若有聞法者(にゃくうもんぼうしゃ)、無一不成仏(むいちふじょうぶつ)  (出典:法華経方便品)
[若し法を聞くことあらん者は、ひとりとして成仏せずということはない ]
にゃくう 玉蓮寺(ぎょくれんじ)元徳二年銘板碑(断碑)  元徳二年(1330年) 埼玉県本庄市児玉町児玉203
にゃくう 本源寺(ほんげんじ)康永五年銘 題目石塔婆  康永五年(1346年) 宮城県登米市中田町宝江新井田字上待井88
にゃくう 定善寺(じょうぜんじ)題目板碑  慶長八年(1603年) 宮崎県日向市大字財光寺7295
にゃくう 本源寺(ほんげんじ)元文二年銘 題目石塔婆  元文二年(1737年) 宮城県登米市中田町宝江新井田字上待井88
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「若我誓願大悲中(にゃくがせいがんだいひちゅう)、一人不成二世願(いちにんふじょうにせがん)

                   我堕虚妄罪過中(がだこもうざいかちゅう)、不還本覚捨大悲(ふげんほんかくしゃだいひ)
       [ 若し我が誓願大悲(苦しみを救う仏の誓い)の中、一人でも二世願(現世安穏と後生善処の願)をかなえられなければ、
                                                   我れ虚妄罪過(嘘偽りの罪)の中に堕ちて、本覚に還らず、大悲も捨てん。] (出典:未詳)
本偈は、「宝物集に、如意輪経に云うとして引用されているが、如意輪経には出ていない」(「石仏偈頌辞典」:加藤政久 編著、国書刊行会)
にゃくが 筏立(いかだち)大日・阿弥陀三尊種子板碑  応永四年(1397年) 和歌山県有田郡有田川町歓喜寺字西原1103
にゃくが 多福院(たふくいん) 山門脇 種子石塔婆  応永十三年(1406年) 宮城県石巻市吉野 1-4-9
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「若在仏前(にゃくざい)、蓮華化生(れんげけしょう)                  (出典:法華経 提婆達多品)
[ 若し仏前にあらば、蓮華の中に化生せん。 ]
にゃくざ 定善寺(じょうぜんじ)題目板碑  永禄十二年(1569年) 宮崎県日向市大字財光寺7295
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「若作五逆罪(にゃくさくごぎゃくざい)、得聞六字名(とくもんろくじみょう)、火車自然去(かしゃじねんきょ)、花台即来迎(かだいそくらいごう)
[ 若し五逆の罪をつくるとも、六字の名号を聞くを得ば、火車(罪人を地獄へ送る火のついた車)は自然に去り、花台(観音の持つ蓮台)がすぐに来迎せん](出典未詳)
にゃくさ 地福寺(じふくじ)金剛界大日一尊種子板碑  正元元年(1259年) 千葉県香取市大戸594
にゃくさ 常泉院(じょうせんいん)阿弥陀三尊種子板碑  永仁三年(1295年) 埼玉県加須市平永735
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「若人求仏慧(にゃくにんぐぶつえ)、通達菩提心(つうたつぼだいしん)、父母所生身(ぶもしょしょうしん)、 即証大覚位(そくしょうだいかくい
[ もし人ありて仏慧を求め、菩提を求める心達したならば、父母の産んでくれたこの身ながら、速やかに大覚位を証することができる ](出典:菩提心論
にゃくに 盛徳寺(じょうとくじ)地蔵図像板碑.   文永年間(1264~75) 埼玉県行田市埼玉1118
にゃくに 雄島(おしま)曼荼羅自然石塔婆  徳治三年(1308年) 宮城県宮城郡松島町松島海岸
にゃくに 稲葉崎(いなばさき) 角塔婆  建武二年(1335年) 鹿児島県姶良郡湧水町稲葉崎
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「若人欲了知(にゃくにんよくりょうち)、三世一切佛(さんぜいっさいぶつ)、應當如是観(おうとうにょぜかん) 、心造諸如来(しんぞうしょにょらい

[ もし人ありて、三世一切の御仏(みほとけ)を了知せんと欲すれば、まさにかくの如くに観じて、心に諸々の如来を造るべし。 ] (出典:華厳経)

にゃくに 大橋堂(おおはしどう)阿弥陀三尊種子板碑  正慶二年(1333年) 埼玉県比企郡小川町大字青山1520
にゃくに 多福院(たふくいん) 山門脇 胎蔵界大日種子石塔婆  永享八年(1436年) 宮城県石巻市吉野 1-4-9
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「如来一切(にょらいいっさい)、自在神力(じざいじんりき)               (出典:法華経如来神力品)
[ 如来の一切の自在の神力」 (如来の一切の、自由自在の神通力。)
にょら 定善寺(じょうぜんじ)題目板碑  永正十二年(1515年) 宮崎県日向市大字財光寺7295
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「如来一切(にょらいいっさい)、所有之法(しょうしほう)                 (出典:法華経如来神力品)
[ 如来の一切の所有(あらゆる)の法」 (法華経のこと。)
にょら 定善寺(じょうぜんじ)題目板碑  永正十二年(1515年) 宮崎県日向市大字財光寺7295
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「如来一切(にょらいいっさい)、秘要之蔵(ひようしぞう)                 (出典:法華経如来神力品)
[ 如来の一切の秘要の蔵」 (秘要の蔵は秘奥の教えで、あらゆる事物・現象がそのまま真実の姿である事を指すとされる。)
にょら 定善寺(じょうぜんじ)題目板碑  永正十二年(1515年) 宮崎県日向市大字財光寺7295
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「如来証涅槃(にょらいしょうねはん)、永断於生死(ようだんおしょうじ)、若有至心聴(にゃくうししんちょう)、常徳無量楽(じょうとくむりょうらく)
[ 如来は涅槃を証して、永く生死(しょうじ)を絶つ。もし至心に聴くもの有らば、常に無量の楽を得ん ] (出典:涅槃経
にょら 般若寺(はんにゃじ)笠塔婆北塔  弘長元年(1261年) 奈良県奈良市般若寺町221
にょら 慈恩院(じおんいん)虚空蔵種子石塔婆  弘安七年(1284年) 宮城県石巻市吉野 1-3-15

指定 名       称 制  作  年 所    在    地
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「念阿弥陀仏(ねんあみだぶつ)、即念一切仏(そくねんいっさいぶつ)、所証一心如(しょしょういっしんにょ)、無二無差故(むにむさこ)
[ 阿弥陀を念ずることは、即ち一切の仏を念ずることである、証(あか)す所の一心には、二(ふたつ)なく差別なきが如き故である ](出典:前の二句は往生要集
澱(よどみ)不動尊 阿弥陀三尊種子自然石塔婆.  文永十年(1273年) 宮城県仙台市青葉区広瀬町8-1

指定 名       称 制  作  年 所    在    地
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「能開甘露門(のうかいかんろもん)、広度於一切(こうどおいっさい)            (出典:法華経化城喩品)
[ よく甘露の門を開いて、広く一切を度(すく)いたもう ]  (甘露の門:涅槃に入る門。聖道のこと。)
のう 定善寺(じょうぜんじ) 題目板碑  大永六年(1526年) 宮崎県日向市大字財光寺7295
のう 本善寺(ほんぜんじ)題目板碑  大永七年(1527年) 宮崎県日向市日知屋1379-1
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「能持是経者(のうじぜきょうしゃ)、不久亦当得(ふくやくとうとく)、能持是経者(のうじぜきょうしゃ)、於所法之義(おしょほうしぎ)、

名字及言辞(みょうじぎゅうごんじ)、楽説無窮尽(ぎょうせつむぐうじん)、如風於空中(にょふうおくうちゅう)、一切無障礙(いっさいむしょうげ)
[ よくこの経を持する者は、久しからずしてまた、まさに(仏の説く秘要の法を)得べし。よくこの経を持する者は、諸法の義、
名字、言辞において、楽説の窮り(きわまり)がない。それは、風の空中において、一切障害の無きが如くである。](出典:法華経 如来神力品
のう 田尾原(たおばる)角塔婆 (妙栄塔)  延文五年(1360年) 鹿児島県姶良郡湧水町田尾原

  

田尾原(たおばる)角塔婆(妙栄塔)(県指定史跡、南北朝時代中期 延文五年 1360年、鹿児島県湧水町)

法華経 如来神力品に出る偈(げ)(上、右:上段  左:下段)

偈(げ):「能持是経者(のうじぜきょうしゃ)、不久亦当得(ふくやくとうとく)、能持是経者(のうじぜきょうしゃ)、於所法之義(おしょほうしぎ)

「名字及言辞(みょうじぎゅうごんじ)、楽説無窮尽(ぎょうせつむぐうじん)、如風於空中(にょふうおくうちゅう)、一切無障礙(いっさいむしょうげ)

[ よくこの経を持する者は、久しからずしてまた、まさに(仏の説く秘要の法を)得べし。よくこの経を持する者は、諸法の義、

名字、言辞において、楽説の窮り(きわまり)がない。それは、風の空中において、一切障害の無きが如くである。]

 偈頌(げじゅ) は・ま・や・ら行

                                                           石仏と石塔-目次!     

 

  参考文献と更新履歴!

分類別目次 層   塔 宝塔・多宝塔 宝篋印塔 五 輪 塔 石仏(せきぶつ) 笠塔婆
板碑(いたび) 石燈籠 石  碑 石幢(せきどう) 石鳥居 その他 名品
項  目 伊派 石大工 偈頌(げじゅ) 光明真言(関東板碑) 格狭間の形 - -

写真:Tetsuo Kawai