明恵上人(みょうえしょうにん)年表

西 暦 年  号 年齢 事                 項 時 代 動 向
1173年 承安三年 1歳  1月8日、紀伊国有田郡石垣庄吉原村で誕生。(現:有田川町歓喜寺中越) 親鸞誕生
1180年 治承四年 8歳  両親と死別。
1181年 養和元年 9歳  高雄山 神護寺の文覚・上覚(明恵の叔父)に師事。 清盛 没
1188年 文治四年 16歳  出家し、東大寺戒壇院で具足戒を受ける。(成弁と名付く。のち高弁に改名。)
1190年 建久元年 18歳  「夢記」を書き始める。 栄西 帰国
1193年 建久四年 21歳  華厳宗興隆のため東大寺に出仕も、国家的法会への参加を拒む。(学党の争いを拒む)
1195年 建久六年 23歳  高雄を出て紀州湯浅 白上の峰に草庵を結ぶ。
1196年 建久七年 24歳  東白上に移り、右耳を自ら切る。翌日、文殊菩薩が現れ霊感を得たという。
1198年 建久九年 26歳  高雄に帰るが、再び白上に戻り、白上が尚人里近く騒がしいとして筏立(いかだち)に移る。 法然 「選択本願念仏集」
- -  筏立で、「唯心観行式」や「随意別願文」などを著した。
1199年 正治元年 27歳  師の文覚、佐渡に流される。 頼朝 没
1201年 建仁元年 29歳  紀州 糸野の草庵に移住。「華厳唯心義」を著す。
1202年 建仁二年 30歳  紀州 星尾の草庵に移住。
1203年 建仁三年 31歳  星尾で春日大明神の託宣を受け、インドへ渡ることを思いとどまる。
1204年 元久元年 32歳  四月に紀州 神谷に移住。十一月、養父 崎山良貞の最期を看取る。
1205年 元久二年 33歳  春、インドへ渡り仏跡を訪ねようとするが重病の為、中止。
1206年 建永元年 34歳  後鳥羽上皇から栂尾の地を下賜され、華厳宗興隆の地として高山寺を建立。
1207年 承元元年 35歳  秋、院宣により、東大寺尊勝院の学頭として華厳宗興隆を申し受ける。 法然・親鸞配流
1208年 承元二年 36歳  紀州崎山に下向。
1210年 承元四年 38歳  「金師子章光顕抄」一部二巻を撰する。
1212年 建暦二年 40歳  「摧邪輪(さいじゃりん)」を著し、法然を批判する。 法然 没
1213年 建暦三年 41歳  「摧邪輪荘厳記(さいじゃりんしょうごんき)」を著し、補足する。 貞慶 没
1215年 建保三年 43歳  栂尾に於いて涅槃会を行う。 栄西 没
1218年 建保六年 46歳  秋、栂尾から加茂の神山に移る。
1220年 承久二年 48歳  「華厳修善観照入解脱門義」を著す。
1221年 承久三年 49歳  承久の乱
1222年 貞応元年 50歳  明恵、高山寺にて華厳知識別供を修する。 日蓮 誕生
1226年 嘉禄二年 54歳  上覚示寂
1228年 安貞二年 56歳  「光明真言土砂勧信記」を著す。
1229年 寛喜元年 57歳  明恵、栂尾にて授戒。堪慶、高山寺大門の仁王及び三重塔の仏像を造立。
1232年 貞永元年 60歳  1月19日、高山寺禅堂院にて示寂。

(有田川教育委員会発行パンフレット「明恵上人の足跡をたずねて」を参考にさせて頂きました。)

明恵紀州 吉原遺跡に建つ歌碑

ふるさとのやとには ひとり月やすむ     

                をもふもさひし 秋のよのそら(明恵上人 御詠草)

京都栂尾 高山寺に建つ笠塔婆

「阿留辺幾夜宇和(あるべきやうわ)」の七文字

「我は後世たすからんと云ふ者にあらず。ただ現世に先ずあるべきようにあらんと云ふ者なり」

指定 名       称 制  作  年 所    在    地
明恵(みょうえ)上人 紀州遺跡 吉原笠塔婆     康永三年(1344年) 和歌山県有田郡有田川町歓喜寺字中越179
明恵(みょうえ)上人 紀州遺跡 西白上笠塔婆  康永三年(1344年) 和歌山県有田郡湯浅町栖原
明恵(みょうえ)上人 紀州遺跡 東白上笠塔婆 康永三年(1344年) 和歌山県有田郡湯浅町栖原
明恵(みょうえ)上人 紀州遺跡 筏立笠塔婆 享和二年(1802年) 和歌山県有田郡有田川町歓喜寺字西原1103
明恵(みょうえ)上人 紀州遺跡 糸野笠塔婆     康永三年(1344年) 和歌山県有田郡有田川町糸野字上人谷650-1
明恵(みょうえ)上人 紀州遺跡 星尾笠塔婆     康永三年(1344年) 和歌山県有田市星尾
明恵(みょうえ)上人 紀州遺跡 神谷後峰笠塔婆   康永三年(1344年) 和歌山県有田郡有田川町船坂字聖人793-1
明恵(みょうえ)上人 紀州遺跡 内崎山笠塔婆  昭和八年(1933年) 和歌山県有田郡有田川町井口22-2

明恵上人 紀州八所遺跡 笠塔婆一覧

             和歌山県-目次!                              石仏と石塔-目次!

 

  参考文献と更新履歴!

分類別目次 層   塔 宝塔・多宝塔 宝篋印塔 五 輪 塔 石仏(せきぶつ) 笠塔婆
板碑(いたび) 石燈籠 石  碑 石幢(せきどう) 石鳥居 その他 名品
項  目 伊派 石大工 偈頌(げじゅ) 光明真言(関東板碑) 格狭間の形 - -

写真:Tetsuo Kawai