白沙村荘(はくさそんそう)の石造美術

 白沙村荘(はくさそんそう)(京都市左京区浄土寺石橋町37)

 橋本関雪画伯の旧邸宅。画伯が心血を注いでつくりあげた庭園には、平安時代から江戸時代にわたる石造美術品が配されている

  国東塔(くにさきとう)

   庭園への門をくぐると この巨大な国東塔に圧倒される。

白沙村荘 国東塔(くにさきとう)(現存国内最大の国東塔 総高 750Cm)

橋本画伯が、大正のはじめに大分県の別府に行ったとき手に入れたもので、静御前の供養塔と伝えられている

 庭園内の石造美術 

指定 名     称 制作年 出所
国東(くにさき)宝篋印塔            南北朝時代 大分県
旧 真福寺(しんぷくじ)十三重石塔       鎌倉時代後期 三重県
旧 持宝院(じほういん)層塔          平安時代後期 香川県
旧 錦織(にしごり)神社 層塔         平安時代後期 大阪府
正嘉元年(1257)銘 石燈籠          鎌倉時代中期 -
白沙村荘九重石塔              鎌倉時代 三重県

宝篋印塔 石幢(桃山時代)

手洗鉢(但馬国分寺礎石、直径 約100Cm)

笠原灯篭(滋賀県野洲市、鎌倉時代) 国東石幢(くにさきせきどう)

薮の石仏群

 北白川(きたしらかわ)弥陀石仏                     石仏と石塔-目次!

持仏堂と旧錦織神社石造層塔

*京都市バス「銀閣寺道バス停」下車 徒歩3分

(撮影:平成20年5月15日)