白沙村荘(はくさそんそう)(京都市左京区浄土寺石橋町37)
国東(くにさき)宝篋印塔(南北朝時代 永徳二年 1382年、凝灰岩) |
笠の段形は、珍しい上五段、下三段、頂部の露盤は二区に分け格狭間を作る。隅飾は二弧で軒口と連続して作り出す
塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(アク:不空成就) | ||
相輪の宝珠は、四方に火焔状を刻み出す | 塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(右側・キリーク:阿弥陀) |
相輪は国東塔(宝塔)と同じつくりで、伏鉢は反花とし請花との間に帯を入れる。九輪の上は心柱頭を出した上に請花を細かく刻んでいる
旧 真福寺(しんぷくじ)十三重石塔(白沙村荘) 白沙村荘(はくさそんそう)の石造美術
基礎上部は三段の段形、側面は二区で内に格狭間をつくる
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*京都市バス「銀閣寺道バス停」下車 徒歩3分
(撮影:平成20年5月15日)