白沙村荘(はくさそんそう)九重石塔

 白沙村荘(はくさそんそう)(京都市左京区浄土寺石橋町37)

白沙村荘九重石塔(鎌倉時代、花崗岩、高さ 約260Cm)

伊賀(三重県)にあったものという。各層の軸部は低く、軒も反っている。鎌倉時代も後期に入るものと思われる

初層軸部、月輪内に金剛界四仏の種子が刻まれている

宝篋印塔と相輪。上の九重石塔のそば、築山上にある。相輪は、伏鉢・請花の部分が銭弘俶(せんこうしゅく)塔に似た国東(くにさき)型

石幢 龕部(がんぶ)関雪が大作を描くために造った画室、存古楼(ぞんころう)のテラスに置かれていた

 北白川(きたしらかわ)弥陀石仏         白沙村荘(はくさそんそう)の石造美術

白沙村荘(はくさそんそう)のシンボルともいえる巨大な国東塔(総高 750Cm)

*京都市バス「銀閣寺道バス停」下車 徒歩3分

(撮影:平成20年5月15日)