法性寺（ほっしょうじ）地蔵石仏（大阪府豊能郡豊能町切畑字中の西）
法性寺(ほっしょうじ）地蔵石仏（鎌倉時代後期 正和三年 1314年、石英閃緑岩、像高 70Cm)
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| 大きな蓮華座の上に舟形を彫り地蔵菩薩を厚肉彫りする。右手に短い錫杖、左手に宝珠を持つ。 正和三年の刻銘がある鎌倉時代後期の石仏 | ||
刻銘：「正和三年（1314）甲寅卯月、十五日 願主平末弘」
法性寺（ほっしょうじ）石槽（石風呂）（府指定文化財、鎌倉時代、花崗岩）
切畑の旧 走湯天王社の石槽（石風呂）と伝えられ、法性寺に移された
大円（おおまる）釈迦堂の阿弥陀三尊笠塔婆と宝篋印塔（豊能町切畑）
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| 大円（おおまる）釈迦堂阿弥陀三尊笠塔婆（鎌倉時代後期 乾元二年 1303年、花崗岩、高さ 160Cm 幅 約48Cm） | ||
自然石に阿弥陀三尊が彫られ、頂上に「ほぞ」があり、笠石が載っていた。中尊の下に「為三世四恩也乾元二年癸卯五月下旬願主 敬白」の刻銘がある
中尊の阿弥陀如来坐像（座高 30Cm)
舟形を彫りこみ、定印を結ぶ阿弥陀如来を厚肉彫りする
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| 合掌する勢至菩薩（向かって左の脇侍） | 蓮台をもつ観音菩薩（右側の脇侍） |
大円釈迦堂の境内（笠塔婆の向こうに宝篋印塔が見える）
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| 笠は軒下二段、上六段、外傾する隅飾は二弧輪郭付き内は無地 | ||
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| 大円（おおまる）釈迦堂宝篋印塔（室町時代中期） | 塔身は輪郭を巻き、月輪を浮き出し内に金剛界四仏の種子を刻む |
相輪も完存する室町時代中期の作風をを伝える美しい宝篋印塔。相輪の請花が細かい仕事をしている
基礎の上端は複弁の反花座（かえりばなざ）、側面は輪郭をとり内に格狭間（こうざま）を刻む
| 宝篋印塔紀年順 |  国分寺（こくぶんじ）宝篋印塔（室町時代） |
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＊阪急バス「余野バス停」から忍頂寺行きバスに乗り法性寺は「法性寺前バス停」大円釈迦堂は「大円バス停」下車 徒歩
（撮影：平成19年11月3日）
