国分寺(こくぶんじ)宝篋印塔

 国分寺(こくぶんじ)(兵庫県姫路市御国野町国分寺)

国分寺(こくぶんじ)宝篋印塔(県指定文化財、室町時代中期、花崗岩、総高 202Cm)

塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(ウーン:阿シュク)
室町時代の完存する宝篋印塔で県指定文化財である 塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(アク:不空成就)

笠は上六段下二段、隅飾は輪郭付の二弧で少し外傾し室町時代の特徴を表す

塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(キリーク:阿弥陀)
塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(タラーク:宝生) 薄い基壇の上に複弁の反花座をおく

基礎の四面は、変形花頭窓形様カーブの格狭間で特色があり、内に開蓮華を浮彫にする

開山堂横、五智如来の前にある国分寺の石碑 相輪は完存し、宝珠の下の請花に特色がある

五智如来(江戸時代中期 元禄二年 1689年、花崗岩)

 仏心寺(ぶっしんじ)五輪塔                             石仏と石塔-目次!

五智如来 背面

中央の大日如来の背面に元禄二年(1689)の紀年銘がある

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*JR山陽本線「御着駅」下車、徒歩 7分

(撮影:平成20年1月26日)