臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)(国宝)

                                                                         写真: 河合 哲雄

 (大分県臼杵市深田)

 臼杵の石仏は、国の特別史跡に指定されていて、古園・山王山・ホキ第一群・ホキ第二群の四グループ計八つの龕(がん)に約60体の

尊像を肉彫りする。造立年代は、十一世紀末から十二世紀全般と想定されている。

また石仏は、阿蘇溶結凝灰岩という柔らかい石に彫られており、非常に痛みやすく、1980年から1994年の14年間に亘って保存修理が行われた。

 

     ホキ石仏第二群 第一龕 ・ 第二龕 (2龕 18躯)          
     ホキ石仏第一群 第一龕 ・ 第二龕 (2龕  9躯)          
     ホキ石仏第一群 第三龕 ・ 第四龕 (2龕 16躯)          
     山王山石仏 (3躯).                               
     古園石仏  (13躯)                               

ホキ石仏第二群 第一龕
古園石仏(大日如来) ホキ石仏第一群 第二龕
山王山石仏 ホキ石仏第一群 第四龕

修復前の古園石仏 大日如来頭部

 臼杵磨崖仏-ホキ第二群                                    石仏と石塔!

現在の古園石仏 大日如来 頭部

 石  仏-紀年順-目次

(撮影:平成18年7月3日、平成20年11月21日)