実相寺(じっそうじ)(奈良県大和郡山市矢田町通38)
実相寺(じっそうじ)十三重石塔(市指定文化財、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 約400Cm)
初層軸部、舟形を彫りくぼめ顕教四仏を半肉彫りする(正面:弥勒) | ||
十三重石塔は、本堂の前方に立っている | 初層軸部、舟形を彫りくぼめ顕教四仏を半肉彫りする(北面:薬師如来) |
屋根は軒が厚く、力強い軒反(のきぞり)をしめす。軒裏に一段の垂木型を刻出する
初層軸部、舟形を彫りくぼめ顕教四仏を半肉彫りする(背面:釈迦如来) | ||
初層軸部、舟形を彫りくぼめ顕教四仏を半肉彫りする(南面:阿弥陀如来) | 石塔は、鎌倉時代後期の特徴をよく表す。相輪上部を欠損する |
基礎は四面とも無地で刻銘はない。力強く美しい石塔である
実相寺阿弥陀三尊石仏(南北朝時代) 方形の石を枠取り、内部を彫りこみ、中央阿弥陀、左に勢至、右に観音の阿弥陀三尊を半肉彫りする |
阿弥陀三尊石仏は、境内の小堂に祀られている
実 相 寺 本 堂
実相寺は、浄土宗 知恩院の末寺
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*近鉄「大和郡山駅」下車、西方向へ 約500m。
(撮影:平成21年7月4日)