東明寺(とうみょうじ)七重石塔

 東明寺(とうみょうじ)(奈良県大和郡山市矢田町223)

  舎人(とねり)親王の開基と伝える高野山真言宗の古刹。本尊は薬師如来(重文)

東明寺(とうみょうじ)七重石塔(鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 415Cm)

初層軸部、月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(ウーン:阿閦如来)
石塔は、本堂に向かって左側奥の山裾に立っている 初層軸部、月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(タラーク:宝生如来)

七重石塔 屋根

屋根の軒は薄く、勾配はゆるい。屋根裏には薄く垂木型をつくり出す

初層軸部、月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(キリーク:阿弥陀)
初層軸部、月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(アク:不空成就) 初層から七層まで、程よく逓減されて美しい姿を見せている

当初から七重石塔として作られている。紀年名等の刻銘は刻まれていない

相輪は下から、伏鉢・請花・九輪・四方に作り出しがついた水煙・龍車・宝珠で、層塔の相輪形をとる。層塔は、薄い基礎の上に立っている

東 明 寺 本 堂

本尊は平安時代後期の重文・薬師如来坐像

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バイ(薬師如来の種子)是ヨリ東明寺 八町 バイ(東明寺本尊薬師の種子)すぐ 東明寺三丁

東明寺への道標

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*近鉄 郡山駅より奈良交通バス矢田寺行きに乗車、終点「矢田寺バス停」下車、北方向へ 徒歩 約30分。

(撮影:平成21年2月26日)