東門院(とうもんいん)宝篋印塔と宝塔

 東門院(とうもんいん)(滋賀県守山市守山2-2-46)

 江戸時代、東門院は朝鮮通信使特使の宿にもなっていて、当時使用された「中仙道守山宿奉行高札場」の高札も残されている

  宝篋印塔(重要美術品、鎌倉時代後期)

東門院宝篋印塔(重要美術品、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 167Cm)

塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(ウーン:阿閦如来)
鎌倉時代後期の国・重要美術品 塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(タラーク:宝生如来)

笠は下二段、上六段、隅飾(すみかざり)は二弧輪郭つきで内は無地

塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(キリーク:阿弥陀)
塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(アク:不空成就) 宝篋印塔は相輪の上半部を欠損している

基礎は壇上積式で、上端は複弁の反花、側面は輪郭を巻き内に格狭間内開蓮華(かいれんげ)を陽刻する

  東門院 石造宝塔(重要美術品、鎌倉時代末期)

東門院 石造宝塔(重要美術品、鎌倉時代末期、高さ 159Cm)、塔身や基礎の大きさに対して高さが低い。相輪は後補。

基礎側面は輪郭を巻き内に格狭間をつくる

 円光寺(えんこうじ)九重石塔                           石仏と石塔-目次!

東門院本堂(平成二年の再建)

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*JR東海道本線「守山駅」下車、徒歩15分

(撮影:平成19年6月30日・平成20年4月19日)