能勢町の石造美術(1) 蓮華寺五輪塔

 蓮華寺(れんげじ)(大阪府豊能郡能勢町今西)

 能勢頼次(のせよりつぐ)による領内の法華改宗で、浄土宗であった光明寺を日蓮宗に改宗、蓮華寺が開創された

蓮華寺五輪塔(府指定文化財、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 217Cm)

五輪塔(南面)空・風輪(空・風二輪が一材で出来ている)
鎌倉時代後期の五輪塔で、洗練された美しい形をしている 五輪塔(南面)火輪

五輪塔南面は、修行門の梵字を地・水・火・風・空の格輪に刻む

五輪塔西面、菩提門の梵字を地・水・火・風・空の格輪に刻む

五輪塔(北面・涅槃門)水輪
五輪塔(東面・発心門)地輪 五輪塔の刷毛書、薬研彫りが端正で美しい

  蓮華寺 宝篋印塔

庭に置かれた二基の宝篋印塔と残欠一基

宝篋印塔(向かって右側、南北朝時代初期 建武四年 1337年)

左右二基の宝篋印塔は、いずれも寄せ集めの宝篋印塔で二基とも建武四年(1337)十一月日造立の銘文が印刻されている

基礎に刻まれた銘文から、源景俊・源氏女の夫婦が同じ日に、生前に自身を供養する「逆修(ぎゃくしゅう)供養塔」として造立された

宝篋印塔(向かって左側、南北朝時代 建武四年 1337年)

 能勢町の石造美術(2) 今西墓地六地蔵板碑             石仏と石塔-目次!

蓮華寺山門

宝篋印塔紀年順  鶴林寺(かくりんじ)宝篋印塔(南北朝時代)  宝篋印塔-紀年順-目次
、宝篋印塔のリンク                                   、五輪塔のリンク
五輪塔紀年順  泉橋寺(せんきょうじ)五輪塔(鎌倉時代後期)  五輪塔-紀年順-目次

*能勢電鉄 山下駅より能勢町宿野方面行き乗車「森上バス停」下車、徒歩10分

(撮影:平成19年9月29日)