藤戸寺(岡山県倉敷市藤戸町藤戸57)
行基が天平年間(729〜749)に創建したという高野山真言宗の寺院
藤戸寺石造五重塔(県指定文化財、鎌倉時代中期 寛元元年 1243年、花崗岩、高さ 355Cm)
初層塔身の金剛界四仏 | ||
笠の軒口は厚めで、軒反はゆるやかで古様を示す | 初層、塔身の金剛界四仏 |
塔身の高さは66Cmで背が高く、輪郭を巻いた金剛界四方仏を半肉彫りする
初層、塔身の金剛界四仏 | ||
初層、塔身の金剛界四仏 | 相輪は後補。塔身の東面、輪郭下部に寛元元年(1243)の刻銘がある |
源平合戦の藤戸の渡しは寺の北側に跡を残す。石造五重塔は、佐々木盛綱が源平合戦の供養塔として建てたといわれている
藤戸寺 本堂
層塔紀年順 | 安養寺跡(あんようじあと)五重石塔(鎌倉時代中期) | 石造層塔-紀年順-目次 |
*JR倉敷駅より下電バス 児島方面行き乗車、「藤戸寺バス停」下車 すぐ
(撮影:平成19年8月13日)