歓楽寺・興善寺・国津神社の石造物

 歓楽寺

 歓楽寺(かんらくじ)(奈良県奈良市柘植南之庄町1124)

歓楽寺地蔵石仏(旧 村指定文化財、鎌倉時代後期 元亨二年 1322年、花崗岩、像高 80Cm)

地蔵菩薩は、右手に錫杖 左手に宝珠を持つ。頭部の後に円光背を薄く浮き出す。花崗岩に半肉彫りしたもので、鎌倉時代の元亨二年の刻銘が入る

中央の地蔵石仏は鎌倉時代後期元亨二年(1322)の造立銘をもつ。左右の石仏は室町時代後期の作風

六字名号板碑(室町時代末期 元亀二年 1571年、花崗岩、高さ 140Cm) 釈迦三尊種子板碑(室町時代末期 元亀三年、花崗岩、高さ118Cm)

 興善寺

 興善寺(こうぜんじ)(奈良県奈良市都祁白石町2518)

阿弥陀石仏

像の左右に「康実上人 天文廿一年(1552)七月十八日」の刻銘がある

六字名号板碑(室町時代後期、花崗岩、高さ 135Cm) 阿弥陀石仏(室町時代後期、花崗岩、高さ 128Cm)

前面は地蔵石仏。中央の六字名号板碑には天文二十一年(1552)の刻銘がある。板碑の上部に地蔵と阿弥陀の坐像を刻む

 青龍寺宝篋印塔                                  石仏と石塔-目次!

 国津神社

 国津神社(くにつじんじゃ)(奈良県奈良市都祁南之庄町)

国津神社全景
国津神社四角型石灯籠(桃山時代 慶長十三年 1608年、高さ224Cm) 国津神社拝殿・本殿(大国魂命をまつる)

 石燈籠(いしどうろう)                    石  仏-紀年順-目次

(撮影:平成19年9月8日)