花園寺(けおんじ)の石造物

 花園寺(けおんじ)(奈良県天理市石上町67)

花園寺 阿弥陀石仏(室町時代後期 天文二十二年 1553年、花崗岩、高さ 152Cm 幅 59Cm)

頂部に阿弥陀の種子「キリーク」を刻み、その下に蓮華座上の来迎阿弥陀如来立像(像高 60Cm)を半肉彫りする

阿弥陀石仏 下部

井戸城主 井戸良弘と父 覚弘の供養碑で、方形枠内に六道名、枠外に紀年銘などを印刻する

刻銘:「覚弘尊儀 天文廿二年、地獄道 修羅道、餓鬼道 人道、畜生道 天道、良弘尊儀 七月十五日」

  花園寺(けおんじ)六地蔵板碑(天文九年銘)

花園寺(けおんじ)六地蔵板碑(室町時代後期 天文九年 1540年、花崗岩、高さ 114Cm 幅 45Cm)

舟形の上部に、六地蔵を三体ずつ二段に半肉彫りし、下部に「本願成慶逆修三十三年、天文九年(1540)庚子六月五日」と法名十五名を刻む

  花園寺(けおんじ)六地蔵石仏

花園寺 六地蔵石仏(江戸時代前期、高さ 69Cm 幅 47Cm)

六地蔵を二体ずつ三段に半肉彫りする

  花園寺(けおんじ)六字名号板碑

六字名号板碑(室町中期 永正元年 1504年、花崗岩、高さ 66cm) 六字名号板碑 (江戸時代前期)

  花園寺(けおんじ)阿弥陀石仏(永禄九年銘)

花園寺 阿弥陀石仏(室町時代後期 永禄九年 1566年、安山岩、高さ 78Cm 幅 37Cm)

蓮華座に立つ像高 51Cmの阿弥陀如来立像を半肉彫りする。像の両側に「守貞禅尼、永禄九年(1566)十二月十七日」の刻銘がある

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花  園  寺 (けおんじ)

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*JR桜井線 「櫟本(いちのもと)駅 駅」下車 南方向へ 徒歩約15分。

(撮影:平成21年9月17日)