蓮台寺(れんだいじ)五輪塔(奈良県桜井市吉備472)
蓮台寺五輪塔(鎌倉時代後期 徳治二年 1307年、花崗岩、高さ 211Cm)
五輪塔、風・空輪(空輪は肩張りで、宝珠の形) | ||
蓮台寺本堂の手前、向かって左側に立っている | 五輪塔、火輪(軒隅で反り上がる) |
五輪塔、地輪
地輪の背面に「為一切衆生、奉造立者也、徳治二年(1307)丁未、卯月八日、願主当麻秀清」の刻銘がある
五輪塔、水輪(最大径が下部にある、下膨れの形) | ||
基壇は、切石でつくられ 幅 135Cm、高さ24Cm | 火輪の一部を欠いている他は完存する鎌倉時代後期の在銘五輪塔 |
地蔵石仏(安土桃山時代 天正七年 1579年、花崗岩、高さ 143Cm 像高 99Cm)
蓮華座に立ち、右手錫杖、左手宝珠を持つ通常の形。光背頂部に地蔵の種子を刻んでいる。像の両側に刻銘がある。 |
地蔵石仏刻銘:「膳夫庄奉供養六斎念仏衆、天正七年己卯六月廿四日各敬白」
蓮 華 寺
五輪塔紀年順 | 名塚(なづか)(正光寺)五輪塔(鎌倉時代後期) | 五輪塔-紀年順-目次 |
*近鉄大阪線「大福駅」下車 南方向に徒歩6分
(撮影:平成20年11月4日)