粟殿墓地(おうどのぼち)五輪塔(奈良県桜井市粟殿)
五輪塔は、当地域の良円父子が楠正行に従って河内四条畷で討死したあと、未亡人の良妙が百ケ日の追善供養と自身の逆修の為造立したもの
粟殿墓地五輪塔(重要美術品、南北朝時代前期 正平三年 1348年、花崗岩、高さ 219Cm)
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五輪塔、風・空輪(風・空輪は一石でつくられる。空輪は宝珠の形) | ||
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極楽寺の西隣、粟殿墓地の中央、塀に囲まれて立っている | 五輪塔、火輪(軒反は、隅で反り上がる) |
五輪塔、地輪
地輪の背面に「敬白、為菩提亡夫良円房、并亡息□医王丸、一百ケ日追善供養、自身良妙逆修供養、
逆修作善造立如件、正平三年(1348)戊子正月五日、願主尼良妙」の刻銘がある。もちろん、紀年銘は南朝年号
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五輪塔、水輪(球形の線の張が繊細で美しい) | ||
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反花座は、側面が三区で各々に格狭間をつくっている珍しいもの | 未亡人が、亡き夫子の百ケ日の追善と自身の逆修の為造立した |
五輪塔の背後には、四基の同時代前後の作と思われる小五輪塔が祀られている
粟殿墓地(おうどのぼち)阿弥陀石仏
阿弥陀石仏(鎌倉時代中期、花崗岩、高さ 79Cm 幅・厚さ 25Cm)
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舟形を彫りくぼめ、蓮華座に坐し定印を結ぶ阿弥陀如来坐像を半肉彫りする。墓地中央五輪塔の西側にある |
極楽寺(粟殿墓地は極楽寺の裏側に隣接する)
五輪塔紀年順 | ![]() |
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*JR・近鉄「桜井駅」下車 北方向に徒歩13分
(撮影:平成20年11月4日)