栄山寺(えいさんじ)(奈良県五條市小島503)
栄山寺 石燈籠(重要文化財、鎌倉時代中期 弘安七年 1284年、花崗岩、高さ 243Cm)
上から宝珠、側面格狭間の六角型露盤、形のいい蕨手(わらびて)をもつ笠 | ||
六角型の石燈籠で、本堂の前に立つ | 中台の下端は単弁、側面は二区で内に簡単な格狭間を作る |
火袋は、前後が火口、二面に梵字「ウーン」「バイ(薬師如来)」を刻み、残る二面に丸窓をつくる。上下に縦連子、横連子を刻む
各部とも当初の姿をよく残し栄山寺形と呼ばれる | 竿は、三節とも連珠文、弘安七年(1284)の刻銘がある |
基礎は、六角で側面に格狭間をつくり、上端は傾斜が急な単弁の反花。破損が激しい
地蔵石仏(室町時代後期 永禄八年 1565年、緑泥片岩、高さ 106Cm) | 薬師如来坐像(重文、室町時代) |
栄山寺の境内に咲いていた花しょうぶ(04.06.06撮影)
栄 山 寺 本 堂
本堂の前、中央に石燈籠が立っている
*JR和歌山線「五条駅」下車、奈良交通バスに五条駅もしくは五條バスセンターから乗車「栄山寺前」下車。バスは便が少ない。JR五条駅より徒歩30分
(撮影:平成16年6月6日、平成20年9月23日)