浄瑠璃寺(じょうるりじ)の石造物

 浄瑠璃寺(じょうるりじ)(京都府木津川市加茂町西小札場40)

  浄瑠璃寺は、境内中央の池を挟んで東西に、国宝の本堂と木造三重塔が建ち、おちついた普段も静かな寺院である。

 浄瑠璃寺(じょうるりじ)石臼

浄瑠璃寺(じょうるりじ)石臼(鎌倉時代後期 永仁四年 1296年、高さ 51Cm 直径 75Cm)

石臼 側面

本堂の前、池の近くに置かれている。石臼は、十二面で直径が75Cm、幅7.5Cmの縁を残し、中心へ深く穿たれている。

側面の五面にわたり「西小田原、永仁四秊(1296)丙申、正月廿日」の刻銘がある。西小田原は、地名で現在は西小(にしお)と呼ばれる

 浄瑠璃寺(じょうるりじ)笠塔婆

浄瑠璃寺(じょうるりじ)笠塔婆(南北朝時代 文和四年 1355年、花崗岩、高さ 135Cm)

笠塔婆は、大和様式の複弁反花座上に据えられ、頂部に別物の宝篋印塔 笠を載せている。塔身上部の四面に、胎蔵界大日如来の種子「ア」を刻む。

塔身の一面に「右為房兼聖霊任遺言立之、文和四年(1355)霜月廿三日」の銘文が刻まれている。

笠塔婆、四面の梵字

塔身上部の四面に、胎蔵界大日如来の種子「ア」を蓮華座上月輪内に刻む。

  浄瑠璃寺(じょうるりじ)六字名号板碑

浄瑠璃寺(じょうるりじ)六字名号板碑 (江戸時代前期 寛永二年 1625年、花崗岩、高さ 173Cm)

塔身に「寛永二年(1625)乙丑四月十口五日」の紀年銘がある。

浄瑠璃寺石仏群

正面は、地蔵・弥陀・薬師の石仏龕

浄瑠璃寺石仏群(地蔵・十一面観音の石仏龕)

浄瑠璃寺(じょうるりじ)三重塔 (国宝、平安時代後期 治承二年 1178年移築、桧皮葺、高さ16.08m)

 やぶのなか三尊磨崖仏                              石仏と石塔-目次!

浄瑠璃寺(じょうるりじ)本堂(国宝、平安時代、桁行十一間 梁間四間、寄棟造、本瓦葺))

 笠塔婆(かさとうば)                                  石燈籠(いしどうろう)

*JR・近鉄奈良駅より奈良交通バス 標瑠璃寺行きに乗車、終点 「浄瑠璃寺バス停」下車、すぐ。

(撮影:平成19年5月27日、平成23年1月14日、平成23年2月3日)