京都国立博物館(きょうとこくりつはくぶつかん)(京都市東山区茶屋町527)
旧 成菩提院跡から江戸時代中期に三基掘りだされたもので、京都国立博物館に屋外展示されている。残る釈迦三尊と薬師三尊は、安楽寿院に安置されている。
安楽寿院(あんらくじゅいん)阿弥陀三尊石仏(平安時代後期、凝灰岩、高さ 107Cm)
中尊 阿弥陀坐像、薄肉彫りの舟形光背を負い、蓮華座上の定印阿弥陀坐像を厚肉彫りする。着色が一部残っている。 |
安楽寿院(あんらくじゅいん)阿弥陀三尊石仏(平安時代後期)
旧 成菩提院跡から三基掘りだされたものの中で、最も保存が良い。豊満なお顔、丸みある身体に時代様式が示されているという。
勢至菩薩坐像(向って左側脇侍)、前に手を合わせ合掌する。 | 観音菩薩坐像(向って右側脇侍)、蓮台を捧げ持つ。 |
京都国立博物館(きょうとこくりつはくぶつかん)(京都市東山区茶屋町527)
石造地蔵菩薩坐像 (鎌倉時代、花崗岩、高さ 86Cm) (京都国立博物館 蔵)
二重円光背を負い、右手に錫杖、左手に宝珠を持つ地蔵坐像を厚肉彫りする。また、衲衣なども精巧に刻まれている。 |
地蔵石仏 下部、及び台座
石仏と台座は一石で刻む。台座は、下部が複弁反花、その上に単弁の蓮弁を刻んだ蓮座を設ける。
京都国立博物館蔵 石碑 (鎌倉時代後期 延慶二年 1309年、花崗岩)
行願寺伝来 石造大日如来坐像(京都国立博物館) 石仏と石塔-目次!
礎石 (京都国立博物館 屋外展示)
京都国立博物館蔵 礎石 (平安時代前期)
京都国立博物館敷地の西南隅から出土した。
* JR・近鉄京都駅より京都市バスにて「博物館・三十三間堂前」下車 徒歩1分。
(撮影:平成19年4月14日、平成25年1月23日)