祇王寺(ぎおうじ)(往生院)(京都市右京区嵯峨鳥居本小坂32)
往生院祇王寺という真言宗の寺院。平安時代に法然の弟子、念仏房良鎮(りょうちん)が往生院を開創し、後に祇王寺と呼ばれた
祇王寺二石塔
右の五輪塔が、平清盛の供養塔。左の層塔が、祇王、祇女、母刀自(とじ)の墓という
三重石塔
祇王寺三重石塔(鎌倉時代中期)
各層の塔身(軸部)は、屋根と別々につくり重ねてゆく古い様式を伝える
三重石塔、塔身の四方仏(正面) | ||
塔身の四方仏は、像を表面より浮き出して彫る | 三重石塔、塔身の四方仏 |
祇王は、平清盛の寵愛を受けた白拍子。愛の対象が仏御前に移り、母刀自、妹祇女と共に出家し、当地に移り住み念仏三昧の余生を送った。後に、仏御前も加わった
五輪塔
祇王寺五輪塔(鎌倉時代末期、高さ 約150Cm)
火輪(笠)の軒反も美しい | ||
とても姿形が美しい五輪塔 | 水輪(塔身)の四方に金剛界四仏の種子を刻む |
庭園 越にみる祇王寺
うつくしきひとみな悲し祇王寺に祇王をおもひ君に及びぬ (吉井 勇)
三重石塔の塔身は、石幅に比して背が高い | 正面の水輪には、「タラーク」:宝生如来の種子が刻まれている |
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嵯峨の竹林
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*二尊院より北へ約250m
(撮影:平成19年7月15日)