白峯寺(しろみねじ)(香川県坂出市青梅町2635)
白峯寺十三重石塔 西塔(重要文化財、鎌倉時代後期 元亨四年 1324年、角礫質凝灰岩、高さ 562Cm)
初層軸部背面(南面)は不動明王の種子「カーンマーン」を刻む | ||
材質が角礫質凝灰岩のため、礫が多く東塔より傷んでいる | 初層軸部西面、セイタカ童子の種子「セイタカ」を刻む |
小石が多い石材のためかメリハリの利いた形がとれない
初層軸部東面、矜羯羅童子(こんがらどうじ)の種子「コンカラ」を刻む | ||
基礎の背は低く、正面は二重輪郭の内に中心飾付格狭間をつくる | 七重目までは内部が空洞で、初層軸部正面にもと扉を構えた穴がある |
初層軸部正面上部に方形の納入孔があり、両脇に「大願・・・、元亨四(1324)・・・」の刻銘がある
相輪は、上部が欠損している。基礎正面は上記の通りで、両サイドは二重輪郭の内に格狭間をつくる、背面は無地となっている |
基壇は、板石を組合せた箱型。石塔はその上に立つ
二基の十三重石塔
源頼朝が崇徳天皇の菩提のために建立したと伝えられている
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*JR坂出駅下車、タクシー約20分。私の場合は、坂出駅前でレンタル自転車を借りて山道を登った。
(撮影:平成20年5月28日)