白峯寺(しろみねじ)石燈籠

 白峯寺(しろみねじ)(香川県坂出市青梅町2635)

白峯寺石燈籠(重要美術品、鎌倉時代中期 文永四年 1267年、花崗岩、高さ 188Cm)

宝珠は請花がなく、大きくて形がいい
燈籠は頓証寺殿の向かって左側奥に立っている 笠は、ゆるやかに反り、蕨手は小さい

燈籠は頓証寺燈籠と呼ばれ一形式をなすもので、源頼朝が寄進したといわれている

火袋は火口の対面に丸窓をつくっている

中台は側面を二区に分け下端は単弁
基礎側面は無地、上端は平面円形の複弁反花 竿の上部に「文永二二(四)年(1267)の紀年銘が刻まれている

頓証寺勅額門

後小松天皇の筆による「頓証寺」の扁額がこの門に掲げられていたので勅額門と呼んでいる

頓証寺殿

崇徳上皇が保元の乱に敗れ、当地に配流され崩御された後、国府の御所を当山に移し頓証寺と称して菩提を弔った

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白峯寺本堂(千手院観音堂)(桃山時代 慶長四年 1599年再建)

本尊の千手観音は智証大師と白峯大権現の合作と伝えられている

 石燈籠(いしどうろう)

*JR坂出駅下車、タクシー約20分。

(撮影:平成20年5月28日)