極楽寺(ごくらくじ)石塔婆群(岩手県北上市稲瀬町内角岡30)
金剛界大日種子「バン」を主尊とする石塔婆で、紀年銘はない。
極楽寺(ごくらくじ)金剛界大日種子石塔婆 (指定なし、紀年銘なし、両輝石安山岩、高さ 57Cm 幅 38.5Cm )
自然石の石面 に金剛界大日如来の種子「バン」を蓮座・月輪なしに、大きく刻む。薬研彫の文字が美しい。 |
極楽寺入口、二つの覆屋内に十二基の石塔婆が集められている。内八基は県指定文化財。本石塔婆は、向って左側覆屋内、左端に位置する。
極楽寺(ごくらくじ)石塔婆群(岩手県北上市稲瀬町内角岡30)
金剛界大日種子「バン」を主尊とする石塔婆で、紀年銘はない。
自然石の石面 に金剛界大日如来の種子「バン」を蓮座・月輪なしに薬研彫する。、
極楽寺入口、二つの覆屋内に十二基の石塔婆が集められている。内八基は県指定文化財。本石塔婆は、向って右側覆屋内、左端に位置する。
極楽寺(ごくらくじ)石塔婆群(岩手県北上市稲瀬町内角岡30)
地蔵種子「イ」を主尊とする石塔婆で、紀年銘は不明。
極楽寺(ごくらくじ)地蔵種子石塔婆 (指定なし、紀年銘不明、両輝石安山岩、高さ 81Cm 幅 43Cm ) |
- |
自然石の石面 に地蔵菩薩の種子「イ」を蓮座・月輪なしに、大きく刻む。全体に摩耗が激しい。 |
極楽寺入口、二つの覆屋内に十二基の石塔婆が集められている。内八基は県指定文化財。本石塔婆は、向って右側覆屋内、左から二基目に位置する。
石塔婆 下部
摩耗・風化の為、不明。
向って右側覆屋内石塔婆群、六基
向って、左側二基が本石塔婆。
極楽寺(ごくらくじ)石塔婆群(岩手県北上市稲瀬町内角岡30)
大日報身真言・光明真言と不動・降三世の両明王種子を刻んだと思われる曼荼羅石塔婆。摩耗が激しく紀年銘は不明。
極楽寺(ごくらくじ)光明真言石塔婆 (指定なし、紀年銘不明、両輝石安山岩、高さ 62.5Cm 幅 40Cm )
石面、上方は、中心に梵字で大日報身真言、円形部分に中央下より時計回りに「光明真言」、下方に不動・降三世の両種子を蓮座上月輪内に刻む。 |
極楽寺入口、二つの覆屋内に十二基の石塔婆が集められている。内八基は県指定文化財。本石塔婆は、向って左側覆屋内、左から二基目に位置する。
石塔婆 上方
中心は梵字で大日如来の報身真言「ア・ビ・ラ・ウン・ケン」、円形の部分に中央下より時計回りに「光明真言」を刻む。
光明真言:「オン、ア、ボ、ギャ、ベイ、ロ、シャナ、マ、カーボ、ダラ、マ、ニ、ハンドマ、ジンバラ、ハラ、バ、リタ、ヤ、ウーン」
石塔婆、向って右側面 | 右側面の刻銘、残念ながら読めない。 |
石塔婆 下部
中央に「杏会」と思われる文字、向って右側に不動明王の種子「カーン」、左に降三世明王の種子「ウーン」を配する。
丹生都比売(にうつひめ)神社光明真言曼荼羅板碑(和歌山県) | 積善院墓地 光明真言曼荼羅石塔婆(岩手県平泉町) |
同形と思われる光明真言曼荼羅石塔婆
上方、中心は梵字で大日如来の報身真言「ア・ビ・ラ・ウン・ケン」を刻み、円形の部分に中央下より時計回りに「光明真言」を刻む
光明真言:「オン、ア、ボ、ギャ、ベイ、ロ、シャナ、マ、カーボ、ダラ、マ、ニ、ハンドマ、ジンバラ、ハラ、バ、リタ、ヤ、ウーン」
丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)光明真言板碑の下方は、右側に阿弥陀如来の種子「キリーク」、左に一字金輪の種子「ボロン」を刻む。
積善院墓地 石塔婆は、下方右側に不動明王の種子「カーン」、左側に降三世明王の種子「ウーン」を配する。
丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)光明真言板碑は、江戸時代前期 寛文二年(1662)の造立で、高さ240Cm。
極楽寺(ごくらくじ)石塔婆群 十二基
極楽寺入口、道路沿い覆屋内に集められている。
*JR北上駅前から岩手県交通バス 岩黒線 江刺バスセンター行きに乗車、「岩脇バス停」下車、東方向へ山道を徒歩 約31分。
(撮影:平成25年10月12日)