慈照寺(じしょうじ)七重石塔

 慈照寺(じしょうじ)(兵庫県朝来市山東町大月1466)

慈照寺(じしょうじ)七重石塔(県指定文化財、鎌倉時代中期、花崗岩、高さ 157Cm)

相輪は欠失し、小五輪塔の風・空輪を載せる
七重石塔は、門前の小堂、向かって右側に立っている 初層軸部、二重円光背を彫りくぼめ、蓮華座上に四方仏を刻む(正面)

屋根の軒反はゆるい。各層屋根の上部に、上層の軸部をつくり、下端に垂木型をつくる

初層軸部、蓮華座上に坐す四方仏を半肉彫りする(南面)
二重円光背を彫りくぼめ、蓮華座上に坐す四方仏を半肉彫りする(背面) 相輪以外は、当初のまま残っている。鎌倉時代中期の層塔

基礎は四面とも二区に分かち、各々格狭間つくる

近くの森九重石塔と同様、虎御前と呼ばれ女人の信仰があった 初層軸部、蓮華座上に坐す四方仏を半肉彫りする(北面)

門前の小堂を挟んで、七重石塔と石幢(せきどう)が立っている(どちらも県指定文化財)

 慈照寺石幢 (じしょうじせきどう)                         石仏と石塔-目次!

慈 照 寺  遠 景

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*JR山陰本線「梁瀬駅」下車、南方向へ徒歩 約36分。

(撮影:平成22年4月18日)