乗禅寺（じょうぜんじ）（愛媛県今治市延喜甲600）

　乗禅寺石造宝塔（下段左列、右端）

		笠は頂部に露盤をつくり、三筋の降棟とし、下端に二重の垂木型を刻出する
石造宝塔 （重要文化財、鎌倉時代中期、花崗岩、高さ 219Cm）		塔身首部は、縁板状がつき、上は高欄状を刻まず簡素なつくり

塔身軸部は、無地の筒型

相輪は完存している。上から宝珠・請花・九輪・請花・伏鉢。基礎上端、平面円形で単弁の反花座（かえりばなざ）が極めて珍しい

基礎上端は、十六弁を円形に配した反花座、側面は輪郭を巻き内にきりっとした格狭間をつくる

　乗禅寺宝篋印塔（左列、右から二基目）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乗禅寺（じょうぜんじ）石塔群

乗禅寺（じょうぜんじ）石塔群

右端が、当該 石造宝塔

石造宝塔紀年順

阿弥陀寺（あみだじ）墓地 石造宝塔（鎌倉時代中期）

石造 宝塔-紀年順-目次

＊JR今治駅から瀬戸内バス乗車 「延喜バス停」下車 徒歩10分

（撮影：平成20年5月27日）