北金ヶ沢 阿弥陀種子自然石塔婆(No:12-7、長列、右から3基目)

 北金ヶ沢(きたかねがさわ)の古碑群(青森県西津軽郡深浦町北金ヶ沢)

  応安七年(1374)の紀年銘があり、もう一基の同年、同種子、願文が同じ石塔婆(No:12-16)と双式と思われる。

北金ヶ沢 阿弥陀種子自然石塔婆(町指定史跡、南北朝時代中期 応安七年 1374年、安山岩、高さ 51Cm 幅 53Cm)

表面上方 阿弥陀種子を蓮座上月輪内に、下方は罫線を引き願文と紀年銘を刻む。願文に記す光阿の名は、延文四年銘石塔婆にも出てくる。

石塔婆 上部

蓮座上月輪内に阿弥陀如来の種子「キリーク」を刻む。

石塔婆 下部

罫線を引き、願文と紀年銘を刻む。

刻銘:「右石塔婆者光阿、法花涅、槃二口、中同今、莚現経、応安七年(1374)三月廿五、敬白

下記、応安七年(1374)の同年銘で同種子、願文を同じくする石塔婆と双式と思われる。

北金ヶ沢 阿弥陀種子自然石塔婆(No:12-16、短列、右から3基目)

 北金ヶ沢(きたかねがさわ)の古碑群(青森県西津軽郡深浦町北金ヶ沢)

  応安七年(1374)の紀年銘があり、もう一基の同年、同種子、願文が同じ石塔婆(No:12-6)と双式と思われる。

  

北金ヶ沢 阿弥陀種子自然石塔婆(町指定史跡、南北朝時代中期 応安七年 1374年、安山岩、高さ 51.5Cm 幅 50.5Cm)

表面上方 阿弥陀如来種子「キリーク」を蓮座上月輪内に、下方は罫線を引き願文と紀年銘を刻む。上記石塔婆(No:12-7)と双式と思われる。

石塔婆 上部

蓮座上月輪内に阿弥陀如来の種子「キリーク」を刻む。

石塔婆 下部

罫線を引き、願文と紀年銘を刻む。

刻銘:「右口口口悲母口畢、法華涅、槃二口、中同今、莚現経、応安七年(1374)四月口、敬白

上記、応安七年(1374)の同年銘で同種子、願文を同じくする石塔婆と双式と思われる。

北金ヶ沢の古碑群(自然石塔婆群)短列 部分 (町指定史跡、南北朝時代)

右から三基目が阿弥陀種子石塔婆(No:12-16)。

 北金ヶ沢 阿弥陀種子自然石塔婆                        石仏と石塔-目次!

北金ヶ沢の古碑群(自然石塔婆群)現地説明板 [長列:海側面13基(No:69-4~12-9)、短列 9基(No:12-10~12-18)]

No:12-1~12-18の18基は、薬師堂古碑群。No:69-1~69-4の4基は、国道工事の際発見され移転の後、当地に安置された。

 板碑(いたび)

*JR五能線 「北金ヶ沢駅」下車、西方向へ 徒歩 約600m。北金ヶ沢駅前の道を左折、最初の大きな道を国道側に左折、国道101号線を横断した先に赤い鳥居が見える。そこが、薬師堂への登り口。

(撮影:平成25年10月15日)