西福寺(さいふくじ)(千葉県船橋市宮本6-16-1)
関東形式、鎌倉時代後期の大型宝篋印塔。
西福寺(さいふくじ)宝篋印塔(県指定文化財、鎌倉時代後期、安山岩、高さ 215Cm)
塔身正面、輪郭を巻き内は無地(四面とも同様) | ||
石塔は、西福寺の東側墓地入口に五輪塔と並び立っている。 | 塔身右面、輪郭を巻き内は無地(四面とも同様) |
笠の段型は下二段、上五段、五段目は二区輪郭付の露盤、隅飾は二弧無地でやや外傾する
相輪は後補、昭和56年(1981)の修復工事の際、宝篋印塔の下から蔵骨器(ぞうこつき)二口と小型五輪塔の一部が出土した |
基 礎
基礎上端は二段、側面は四面とも二区に分け内は無地
反 花 座
上端は二重弁の複弁反花、側面は二区に分け、それぞれ形のいい格狭間をつくる
二基並んだ鎌倉時代後期の古塔
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*JR・京成 船橋駅下車 、南東方向へ 約17分。大神宮下の交差点を東方向へ約 120m。
(撮影:平成22年4月6日)