西福寺(さいふくじ)(千葉県船橋市宮本6-16-1)
関東地方における鎌倉時代後期の代表的作品。
西福寺(さいふくじ)五輪塔(県指定文化財、鎌倉時代後期、安山岩、高さ 295Cm)
風・空輪、一石でつくられ曲線の張りが美しい | ||
西福寺の東側墓地、入口に宝篋印塔と共に立っている | 水輪、やや押しつぶされたような横張りの球形 |
火輪、軒口は厚く軒反は力強い。典型的な鎌倉時代後期の形
五輪塔と宝篋印塔は、徳川将軍宿泊所の御殿地(船橋市本町四丁目)にあったものを明治年間に当地に移した |
地輪、やや背が高く、側面は無地で刻銘はない
五輪塔 基礎
側面は二区に分かち壇上積式にし、上端は複弁反花座
西福寺 本堂
五輪塔紀年順 | 八宮神社(やみやじんじゃ)板五輪塔(鎌倉時代後期) | 五輪塔-紀年順-目次 |
*JR・京成 船橋駅下車 、南東方向へ 約17分。大神宮下の交差点を東方向へ約 120m。
(撮影:平成22年4月6日)