東門院(とうもんいん)(滋賀県守山市守山2-2-46)
ここは中山道守山宿。江戸時代初期の寛永十九年(1642)守山宿として制札が与えられた。東下りの一番宿で「京立ち守山泊まり」として知られた
東門院石塔群(中央、五重石塔)
東門院五重石塔(重要文化財、鎌倉時代前期、花崗岩、高さ 287Cm)
初層正面の塔身には、阿弥陀仏が彫られている | ||
相輪と五重軸部は後世のもの | 背面の塔身には釈迦(薬師ともみえる)仏が刻まれている |
三層部、屋根と軸部
ゆったりとした屋根は広がりを見せる
屋根はの勾配はゆるく 軒反(のきぞり)も強くない。各重の笠と塔身は別石で造る |
東門院は比叡山開創の時、比叡山の一院として建立された。比叡山の東門として設けられ比叡山東門院守山寺と称した
比叡山を守るという意味から守山という地名が生まれた
東門院仁王門
室町時代の建立になる東門院で一番古い建造物
層塔紀年順 | 旧 観音正寺(かんのんしょうじ)三重石塔(四君子苑)(鎌倉時代前期) | 石造層塔-紀年順-目次 |
*JR東海道本線「守山駅」下車、徒歩15分
(撮影:平成19年6月30日・平成20年4月19日)