徳源院(とくげんいん)(滋賀県米原市清滝288)
上段の宝篋印塔(Noは右端からの順番)
13.天正九年(1581年)銘宝篋印塔 (高吉 墓)
笠は下二段、上五段、隅飾は輪郭付き二弧で内は無地 | ||
国史跡、桃山時代 天正九年 1581年、砂岩、総高 115.2Cm | 塔身、月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(アク:不空成就) |
上段十八基中、最も小型で最も新しい安土桃山時代 天正九年(1581)の宝篋印塔
基礎上端二段、側面は輪郭を巻き内に格狭間をつくるが上部の繰り形は鋸歯形で簡略化されている
東面の束、両側に「禅林寺殿沙弥道安、天正九年(1581)正月廿五日」の刻銘が入る
相輪は九輪が八輪目で欠損している | 後補の台石上に立つ。この石塔以外は、基壇を設けない |
徳源院(とくげんいん)宝篋印塔-14(宗綱 墓) 徳源院宝篋印塔群ー上段目次
道誉ざくら
京極高氏(道誉)が植えたと伝えられる えぞひがんざくら の一種。JR西日本の桜だより にも掲載されている
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*JR東海道本線「柏原駅」下車 徒歩20分
(撮影:平成20年4月15日)