小野神社(おのじんじゃ)石造宝塔

 小野神社(おのじんじゃ)(滋賀県大津市小野1961)

小野神社(おのじんじゃ)石造宝塔(南北朝時代 康永四年 1345年、花崗岩、高さ 160Cm)

笠は頂部に露盤、四隅に降棟をつくる。軒下の段形は二段
石造宝塔は参道の左側、小さな森の中に立っている 塔身軸部は扉型を刻出する。首部は円板部をつくり段形は二段

基礎、正面は輪郭を巻き内に格狭間をつくり宝瓶三茎蓮の文様を刻出する

基礎左側面は、輪郭を巻き内に格狭間をつくり開蓮華の文様を刻む
基礎背面は、無地で「康永二二(四)年(1345)」の紀年銘が刻まれている 相輪は半ばで折損するが、形のいい宝塔で雰囲気がある

小野神社社殿(江戸時代の再建)

餅作りの始祖といわれ、菓子作りの神として関係者から広く信仰を集めている

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小野篁(おののたかむら)神社本殿(重要文化財、室町時代前期、切妻造、桧皮葺)

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*JR湖西線「和邇(わに)駅」下車、徒歩20分

(撮影:平成20年5月23日)