小椋神社(おぐらじんじゃ)(滋賀県大津市仰木4-38-55)
瑞垣(みずがき)は神域を結界するもので石造の珍しいもの。二つの石に刻銘があり、内一基に鎌倉時代後期 正安二年(1300)の紀年銘がある。
小椋神社 石造瑞垣(重要美術品、鎌倉時代後期 正安二年 1300年、高さ 約80Cm)
小椋神社本殿、向かって左側から背面にかけて石造の瑞垣(みずがき)がある
正安二年(1300年)銘 瑞垣
本殿の左側手前から三基目の瑞垣に、「正安二(1300)辰三月廿日」の刻銘がある |
巨椋宮 銘 瑞垣
本殿左側、手前から七基目の瑞垣(鎌倉時代後期、高さ 約80Cm)
頭部を山形に作り、前面に「巨椋宮」の刻銘がある。瑞垣は、ざっくりと作った粗造り。 |
本殿の左側と背後に、わずかな間隔をあけ、等間隔に立てられている
本殿左側、一番手前の瑞垣 | 本殿左側、手前から二番目の瑞垣 | 本殿左側、手前から四番目の瑞垣 |
本殿の向かって左側の瑞垣
本殿左側、手前から五番目の瑞垣 | 本殿左側、手前から六番目の瑞垣 | 本殿左側、手前から八番目の瑞垣 |
本殿の向かって左側の瑞垣
本殿左側、手前から九番目の瑞垣 | 本殿左側、手前から十番目の瑞垣 | 本殿左側、手前から十一番目の瑞垣 |
本殿の向かって左側の瑞垣
本殿左側、手前から十二番目の瑞垣 | 本殿背後、左から一番目の瑞垣 | 本殿背後、左から二番目の瑞垣 |
本殿の向かって左側奥 と背後の瑞垣
本殿背後、左から三番目の瑞垣 | 本殿背後、左から四番目の瑞垣 | 本殿背後、左から五番目の瑞垣 |
本殿 背後の瑞垣
本殿背後、左から六番目の瑞垣 | 本殿背後、左から七番目の瑞垣 | 本殿背後、左から八番目の瑞垣 |
*本殿の他、若宮神社(小椋神社境内)の向かって左から背面にかけて瑞垣が立っているが、こちらには刻銘のあるものはない
小椋神社 本殿(中央)
小椋神社(おぐらじんじゃ)拝殿
*JR堅田駅前から江若バス 上仰木行きに乗車、「辻バス停」下車 北西方向へ徒歩 約5分
(撮影:平成21年9月3日)