地主神社（じしゅじんじゃ）（滋賀県大津市葛川坊村町116）

　地主神社は、明王院の鎮守で貞観元年（859）相応和尚の創立と伝えられている

地主神社石造宝塔（南北朝時代 康永四年 1345年、花崗岩、高さ 188Cm)

		笠の頂部に露盤が見られないため締まらない感じがする
相輪下部の伏鉢と請花が欠損しているが他は揃っている		塔身軸部は無地で上部に円板部をつくる。首部の段形は二段

基礎三面は輪郭を巻き形のいい格狭間をつくる。残り一面は無地で下部に奉籠孔を穿っている

相輪は、九輪がネジ切状で下部の請花・伏鉢が欠ける		基礎背面（向かって右側）下部の奉籠孔

新しい拝殿越しに 重要文化財の幣殿（へいでん）、本殿と続く

　樹下神社（じゅげじんじゃ）宝篋印塔　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石仏と石塔-目次！

地主（じしゅ）神社 本殿・幣殿（へいでん）（重要文化財、室町時代 文亀二年 1502年）

本殿は、三間社春日造、桧皮葺、一間の向拝をつける。幣殿は向唐破風造、桧皮葺、幣殿建築の代表的なもの

石造宝塔紀年順

鼓神社（つづみじんじゃ）石造宝塔（南北朝時代）

石造 宝塔-紀年順-目次

＊京阪電鉄 出町柳駅前より 京都バス 朽木行き乗車、「坊村バス停」下車 徒歩2分。またはJR堅田駅前より 江若バス 細川行き乗車、「坊村バス停」下車

（撮影：平成20年5月15日）