満願寺跡(まんがんじあと)石造宝塔

 満願寺跡(まんがんじあと)石造宝塔(鶴塚)(滋賀県高島市安曇川町三尾里)

万願寺跡(まんがんじあと)石造宝塔 (鎌倉時代中期、花崗岩、高さ 399Cm)

ここは満願寺という寺院があった跡で、宝塔は寺の墓地にあったという

、軒はのびやかに反りは鎌倉時代前期風
天台宗の見宝塔品(けんほうとうぽん)によって造られた宝塔 塔身の首部は、高欄付きで別石。首部の上に持送り石をいれる

塔身 軸部

塔身は扉型を開け、内に法華経に説く 多宝・釈迦の二仏並座の像を刻む

相輪は、江戸時代の後補。基礎は低い。かなり風化していて、おちついた趣がある。鶴にまつわる伝説があり、「鶴塚」と呼ばれている

安閑神社

満願寺跡より南へ約200m下がると安閑神社があり、神社の前に神代文字の石がある

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神代文字の石

判別のつかない文字または絵が印刻されている。橋に使われていたという。古墳の一部とも言われている

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*JR湖西線「安曇川駅」下車 徒歩約10分

(撮影:平成19年7月29日)