慈眼堂(じげんどう)(滋賀県大津市坂本4-6-1)
滋賀県高島市鵜川にある鵜川(うがわ)四十八体仏のうち十三体を江戸時代初期に天海僧正がこの地に移したもの
鵜川四十八体仏(室町時代、花崗岩、高さ 約1.6m)
入口側から奥の方をみる
慈眼堂の門をくぐり左側に折れると一段高くなったところに十二体、つきあたりの奥に一体の石仏が安置されている
A.手前から二番目の阿弥陀石仏 | ||
@.いちばん手前の阿弥陀石仏 | B.手前から三番目の阿弥陀石仏 |
十三体の石仏は、すべて同じ様式をとる定印の阿弥陀仏坐像
C.手前から四番目の阿弥陀石仏
阿弥陀仏の大きさは大体高さ1.6m、膝幅1.3mある
D.手前から五番目の阿弥陀石仏 | ||
E.手前から六番目の阿弥陀石仏 | F.手前から七番目の阿弥陀石仏 |
阿弥陀仏は、観音寺城(現安土町)城主、佐々木六角義賢が亡き母の菩提を弔うため、観音寺城から琵琶湖をはさんで対岸の鵜川の地に建立した
G.手前から八番目の阿弥陀石仏
I.手前から十番目の阿弥陀石仏 | ||
H.手前から九番目の阿弥陀石仏 | J.手前から十一番目の阿弥陀石仏 |
現在、鵜川には三十三体が残り、十三体がここに移され、二体が盗難にあっている
K.一番奥の阿弥陀石仏
間隔をおいてゆったりと配置されているせいか手入れが行き届いているせいかわからないが鵜川にある石仏よりも垢抜けて見える
奥側より入口方面を見る
L.少し奥まったところにある阿弥陀石仏
十三体を鵜川から持ち帰り、十二体を等間隔で配置したあと、一体が余った感じで安置されている
*京阪電鉄「坂本駅」下車 徒歩7分
(撮影:平成19年8月18日)