鵜川四十八体仏(うかわしじゅうはったいぶつ)

 鵜川(うかわ)四十八体石仏(滋賀県高島市鵜川215)

鵜川四十八体仏(県指定史跡、室町時代、花崗岩、高さ 約1.6m)

石仏は、全て定印を結んだ阿弥陀如来坐像
観音寺城(現安土町)城主、佐々木六角義賢が亡き母の菩提を弔うため、観音寺城から琵琶湖をはさんで対岸の鵜川に建立した。すべて東向きに坐す。

 鵜川(うかわ)四十八体石仏
   
   現在は、三十三体が残っている

当初は、弥陀四十八願にちなんで四十八体が六列づつ八列に坐していたという

 鵜川(うかわ)四十八体石仏

  現在は、三十三体が残っている

現在は三十三体が残り、不足の十五体の内、十三体が天海僧正により大津市坂本の慈眼大師廟に移され、二体が盗難にあった

  鵜川(うかわ)四十八体石仏

  現在は、三十三体が残っている

石仏はすべて同じ様式ををとる定印の阿弥陀如来で琵琶湖に向かって坐している

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隣接墓地の入口に立つ六地蔵(石の覆屋が珍しい)
丸彫りの阿弥陀石仏群は、当時の阿弥陀信仰の深さを物語っている 白鬚神社本殿(重文、安土桃山時代、石仏の南側 約600m))

 石  仏-紀年順-目次

*JR湖西線「近江高島駅」下車、車で5分。徒歩 約25分

(撮影:平成19年7月29日)