善勝寺(ぜんしょうじ)(滋賀県東近江市青山町613)
善勝寺地蔵石仏
善勝寺地蔵石仏(町指定文化財、南北朝時代 建武三年 1336年、花崗岩、高さ 148.5Cm)
花崗岩の自然石に頭部を薄肉彫りし、体部と蓮華座を線刻する。背面に「建武三年(1336)丙子二月十五日」の紀年名がある |
善勝寺(ぜんしょうじ)笠塔婆(町指定文化財、南北朝時代 文和三年 1354年、花崗岩、高さ 162.6Cm)
塔身上部に、舟形を彫りくぼめ定印を結ぶ阿弥陀如来を二尊刻む。二尊の下部に「文和三年(1354)」の紀年名が刻まれている。 |
塔身の左右面にも、梵字や刻銘が多数刻まれているが、磨耗していてほぼ読めない
善 勝 寺
善勝寺は、天台宗の寺院として開かれ、江戸時代前期の慶安元年(1648)に浄土宗に改宗した
石仏 頭部 | 役行者像(江戸時代) |
地蔵石仏や笠塔婆の周りには、小石仏が安置されている
*近江鉄道 八日市駅前より、コミュニティバス(ちょこっとバス)愛東南循環線に乗車、「青山バス停」下車 すぐ。
(撮影:平成21年4月18日)