曹源寺(そうげんじ)(滋賀県東近江市愛東外町763)
曹源寺(そうげんじ)石造宝塔
曹源寺石造宝塔 (町指定文化財、鎌倉時代後期 永仁二年 1294年、花崗岩)
笠は頂部に露盤、四隅に隅棟、軒下に二段の段形を刻出する | ||
宝塔は、本堂に向かって右手奥の庭園に置かれている | 塔身上部は、首部のみで一段 |
塔身は、四方に扉型を刻みだす
基礎(向かって左側面)、輪郭を巻き内に格狭間をつくる | ||
相輪は、二輪の上で折損し修理が施されている。ほぼ完存する | 基礎背面、輪郭を巻き内に格狭間をつくる |
鎌倉時代後期 永仁二年(1294)の刻銘がある貴重な宝塔
基礎上部は一段の方形座をつくり、正面の側面は格狭間内に三茎蓮を刻出する。
曹源寺(そうげんじ)宝篋印塔(町指定文化財、鎌倉時代中期、花崗岩)
塔身は、四面とも無地 | ||
宝篋印塔は、本堂横の庭園に置かれている | 基礎上端は二段、側面は四面とも無地で刻銘はない |
当地から、約2.5Km西の善勝寺に二基ある鎌倉時代中期の宝篋印塔によく似ている
笠は、下二段、上七段、隅飾は一弧無地で、軒とのべ作りになっている
曹 源 寺 (臨済宗 永源寺派)
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*近江鉄道 八日市駅前より、コミュニティバス(ちょこっとバス)愛東南循環線に乗車、「愛東外町(あいとうとのちょう)バス停」下車 北東方向へ200m。
(撮影:平成21年4月18日)