霊感寺(りょうかんじ)宝篋印塔

 霊感寺(りょうかんじ)(滋賀県東近江市山上町2306)

  基礎側面に孔雀文様が三面も刻まれている鎌倉時代後期の宝篋印塔

霊感寺(りょうかんじ)宝篋印塔(鎌倉時代後期 乾元二年 1303年、花崗岩、高さ 約165Cm)

塔身正面、金剛界四仏の種子を大きく薬研彫りする(キリーク:阿弥陀如来)
石塔は、本堂に向かって左側奥の墓地、切石の上に立っている 塔身左面、金剛界四仏の種子を大きく薬研彫りする(アク:不空成就)

笠の段形は、下が薄く二段、上が五段で珍しい、隅飾は二弧輪郭付で内は無地

塔身背面、金剛界四仏の種子を大きく薬研彫りする(ウーン:阿閦如来)
塔身、金剛界四仏の種子を大きく薬研彫りする(タラーク:宝生如来) 乾元二年(1303)の在銘塔で、乾元年号は9ヶ月弱しかなく年号も珍しい

基礎左面

基礎は壇上積式で上端は反花、側面は三面が内に格狭間をつくり孔雀を一羽 刻出する。三面が孔雀文様は珍しい

基礎右面、孔雀は、三面とも上尾筒を立て羽毛を後に長く引く形
相輪部、宝珠に火焔がついている 基礎背面、背面のみ格狭間もなく無地で、数行の刻銘が入っている

基礎正面(正面の孔雀文様のみ孔雀が左向き)

霊 感 寺 (りょうかんじ)

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宝篋印塔は、宝珠の火焔や基礎三面の孔雀文様など、細部に技巧を凝らしている

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*近江鉄道 八日市駅前より近江鉄道バス 永源寺行きバス乗車、「山上バス停」下車、北方向へ約500m。

(撮影:平成20年12月30日、平成21年4月18日)