光明寺(こうみょうじ)七重石塔(二基)

 光明寺(こうみょうじ)(滋賀県東近江市蒲生堂250

  光明寺(こうみょうじ)七重石塔 東塔

光明寺七重石塔 東塔(市指定文化財、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 405Cm)

初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座に坐す四方仏を刻む(正面:阿弥陀)
観音堂の前に二基の石塔が立つ。東塔は、向かって左側の石塔 初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座に坐す四方仏を半肉彫りする(弥勒)

屋根の軒反(のきぞり)は、西塔と比べ全体に反っている

初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座に坐す四方仏を刻む(薬師:背面)
初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座に坐す四方仏を半肉彫りする(釈迦) 東塔の相輪は、後補のものと考えられている

基礎は四面とも輪郭を巻き、格狭間内に近江文様の三茎蓮を刻む

  光明寺(こうみょうじ)七重石塔 西塔

光明寺七重石塔 西塔(市指定文化財、鎌倉時代中期、花崗岩、高さ 400Cm)

初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座に坐す四方仏を半肉彫りする(正面)
観音堂の前に二基のの石塔が立つ。西塔は、向かって右側の石塔 初層軸部、蓮華座を彫りくぼめ蓮華座に坐す四方仏を半肉彫りする

屋根の軒反(のきぞり)は、東塔に比べ全体に穏やか

初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座に坐す四方仏を半肉彫りする(背面)
初層軸部、舟形を彫りくぼめ蓮華座に坐す四方仏を半肉彫りする 西塔は、東塔よりも古く 鎌倉時代中期の作と考えられている

基礎は東塔に比べ低い。側面は輪郭を巻き格狭間内に近江文様の三茎蓮を刻む。格狭間の形状が東塔と比し、やや異なる

  吉善寺(きちぜんじ)石造宝塔                          石仏と石塔-目次!

光明寺 七重石塔(二基)

向かって左が東塔(鎌倉時代後期)、右の基礎が低いほうが西塔(鎌倉時代中期)

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 満願寺(まんがんじ)七重石塔(二基)(鎌倉時代後期)

*JR東海道本線「近江八幡駅」より、近江鉄道バス「竜王ダイハツ前」行きに乗車、山之上下車 東方向へ徒歩約40分。または、近江鉄道「朝日大塚駅」下車、西方向へ徒歩約45分

(撮影:平成20年10月27日)