光照寺(こうしょうじ)十王石仏

 光照寺(こうしょうじ)(埼玉県熊谷市今井884)

  閻魔王と十王が刻まれている石仏で、江戸時代中期 元禄八年(1695)の佳作。

光照寺(こうしょうじ)十王石仏(江戸時代中期 元禄八年 1695年、安山岩、高さ 94Cm)

門を入った境内右手に安置される。上端に唐破風屋根をつくり、その下を三段に分け、上段に閻魔王、中・下段に十王像を配する

十王の中に閻魔王も入るが、主尊として閻魔王を刻み、閻魔の裁きで地獄に堕ちず、極楽世界にすくい取られたいとの思いがこの形式を生んだものと思われる。

上端の唐破風屋根

十王像 側面 向かって右側の刻銘:「元禄八乙亥(1695)

十王は冥界で死者の罪を裁く十人の王で、初七日に秦広王、二七日に初江王、三七日に宋帝王、四七日に伍官王、五七日に閻魔王、六七日に変成王、

七七日に太山王、百箇日に平等王、一周年に都市王、三周年に五道転輪王のところで裁きを受ける。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上段 閻魔王

法服を着し、笏を右手に構える閻魔王を半肉彫りする。左右に「元禄八乙亥(1695)年」「二月十三日」の紀年銘が入る

中  段

法衣姿で立つ十王像五体を半肉彫りする

下  段

法衣姿で立つ十王像五体を半肉彫りする

  光照寺(こうしょうじ)阿弥陀一尊種子板碑

光照寺(こうしょうじ)阿弥陀一尊種子板碑(鎌倉時代中期 宝治年間 1247〜49年、緑泥片岩、高さ98Cm 幅 46Cm)

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光照寺 (こうしょうじ)(天台宗)

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*JR熊谷駅前から国際十王バス 葛和田行きに乗車、「今井バス停」下車 西北方向へ 約650m。

(撮影:平成22年11月20日)