豊能町の石造美術(5) 木代たぬきやぶ磨崖仏

 木代(きしろ)たぬきやぶ磨崖仏(大阪府豊能郡豊能町木代)

木代たぬきやぶ磨崖仏(安土桃山時代初期 天正二年 1574年、縦 120Cm 横 400Cmの自然石に刻む)

中尊から左に一体目の坐像 中尊から右に一体目の坐像
中尊から左に二体目の坐像 中尊の阿弥陀如来立像(右に「天正二年」左に「十一月廿八日」の銘) 中尊から右に二体目の坐像

中央に阿弥陀如来立像、左に二体、右に四体、下段に十体の合掌坐像が刻まれる

中尊から右に三体目の坐像 中尊から右に四体目の坐像
中尊の阿弥陀如来 下段、向かって左端の坐像 下段、左から二体目の坐像

中尊を除く十六体の坐像の右肩の部分に法名(ほうみょう)と思われる銘が刻まれている。上段右端の坐像には「妙海」という刻字が読める(現地説明文抜粋)

木代たぬきやぶ磨崖仏 左側半分

下段、左から三体目の坐像 下段、左から四体目の坐像 下段、左から五体目の坐像 下段、左から六体目の坐像
下段、左から七体目の坐像 下段、左から八体目の坐像 下段、左から九体目の坐像 下段、右端の坐像

木代たぬきやぶ磨崖仏 右側半分

 豊能町の石造美術(6) 川尻打越阿弥陀三尊石仏                 石仏と石塔-目次!

磨崖仏下 中央に置かれた小板碑 中尊の阿弥陀如来、右のくぼみに お賽銭が置かれていた

 石  仏-紀年順-目次

*阪急宝塚線 池田駅西バスのりばから余野方面行きバスに乗車、余野バス停下車徒歩。目的物まで500mの標識から最後、標識がない 竹やぶの手前を右にまがり少し行った所にある。非常にわかりにくく3回ほど山道を行ったりきたりした。

(撮影:平成19年11月3日)