上神谷墓地(にわだにぼち)延元元年銘 五輪塔(大阪府堺市南区鉢ケ峯)
上神谷墓地(にわだにぼち)五輪塔(南北朝時代初期 延元元年 1336年、花崗岩、高さ 125Cm)
火輪、他の輪に比し小さく別物と思われる。風・空輪も別物。 | ||
鉢ケ峯バス停から北へ100m、細い道を左側に登った墓地にある | 水輪、肩の張った壺型 |
地 輪
中央の梵字「アン」を挟んで、両側に各二行刻銘がある。
刻銘:「橋本左衛門尉、正員沙弥明口」「延元〃年(1336)丙子、口月二十五日」
地輪 紀年銘:「延元〃年(1336)丙子、口月二十五日」 | 五輪塔は、後補の複弁反花座上に据えられている |
上神谷墓地(にわだにぼち)五輪塔(大阪府堺市南区鉢ケ峯)
石柵内正面に立つ高さ 148Cmの五輪塔で、大和式の複弁反花座が美しい中世の作品。水輪が逆に据えられている。 |
上神谷墓地(にわだにぼち)一石五輪塔群 (大阪府堺市南区鉢ケ峯)
上神谷(にわだに)墓地 一石五輪塔群
室町時代に流行した一石五輪塔で、早期の遺品を含め多数安置されている
一石五輪塔 (室町中期 文明九年 1477年、花崗岩、高さ 83Cm) | 一石五輪塔 (室町後期 天文年間、花崗岩、高さ 81Cm) |
法道寺(ほうどうじ)多宝塔(重要文化財、南北朝時代 正平23年 1368年、本瓦葺、高さ18.63m)
法道寺は鉢ケ峯バス停から、上神谷墓地と逆の南方向へ約50mの所にある。境内に建つ、南北朝時代の多宝塔が美しい
五輪塔紀年順 | 高家(たいえ) 春日神社五輪塔残欠(南北朝時代) | 五輪塔-紀年順-目次 |
*泉北高速鉄道 和泉ヶ丘駅前から南海バス 鉢ケ峯行きに乗車、 「鉢ケ峯バス停」下車 北方向へ徒歩 約3分。
(撮影:平成22年12月18日)