高家 春日神社(たいえかすがじんじゃ)五輪塔残欠

 高家 春日神社(たいえ かすがじんじゃ)(奈良県桜井市高家)

  五輪塔の地輪部が残り、伊派石大工、伊行恒(いのゆきつね)の銘がある。

高家 春日神社五輪塔残欠(南北朝時代初期 暦応二年 1339年、花崗岩、地輪高さ 42.5Cm)

風・空輪(地輪と離れた場所にあり、一具のものではないと思うが美しい)
高家(たいえ)春日神社、拝殿に向かって右側に置かれている 水輪(地輪の上に載るが少し小さく、別物だと思う)

五輪塔 地輪

地輪の正面に五行にわたって「奉造立、大施主十三人、陀羅尼衆敬白、暦応二年(1339)己卯九月八日、大工獏(猪)行恒」の刻銘がある

伊派の石大工 伊行恒が、南北朝時代初期の暦応二年(1339)に造立した作品

「暦応二年(1339)己卯九月八日、大工獏(猪)行恒」の刻銘 地輪正面の刻銘、右二行:「奉造立、大施主十三人」

地輪から少し離れて、五輪塔 風・空輪と複弁反花座があった

高家(たいえ) 春日神社 本殿

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高家(たいえ) 春日神社

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*近鉄大阪線 橿原神宮前駅東口から奈良交通バス 飛鳥資料館方面行きに乗車、「飛鳥資料館バス停」下車 東南東方向へ 約2Km。

(撮影:平成22年5月7日)