泉井上神社(いずみいのうえじんじゃ)板碑

 泉井上神社(いずみいのうえじんじゃ)(大阪府和泉市府中町6-3-38)

   霊泉「和泉清水」を祭る神社で、「和泉」の地名や「泉井上神社」の社名もこの霊泉の名に由来する。

泉井上神社 板碑(府指定文化財、南北朝時代 正平三年 1348年、砂岩、地上高 98Cm 幅 49Cm

板碑は、拝殿の前方、小庭園の中に立っている。頭部は山型で、身部中央に釈迦三尊の種子を刻み、脇侍の下に紀年銘を刻む

もとは神社南方、和泉寺跡にあったものを昭和七年(1932)頃に現在地に移設されたという。盡塚(つくしづか)の碑と呼ばれる。

板碑 頭部

頭部山形、下に二条線、輪郭は二条線の下線を重複して使われる

身部枠取、上部に釈迦如来の種子「バク」、向かって右下に普賢菩薩の種子「アン」、左下に文殊菩薩の種子「マン」を刻み釈迦三尊とする

普賢菩薩の種子「アン」の下に「奉正平三年(1348)五月」、文殊菩薩の種子「マン」の下に「明徳三年(1392)十二月二十六日」の刻銘がある。

中尊 釈迦如来の種子:「バク」

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泉井上神社 拝殿

 板碑(いたび)

*JR阪和線「和泉府中駅」下車、東南方向へ 徒歩5分。※「神社・寺院名よみかた辞典」(日外アソシエーツ発行)では、「いずみいぬこじんじゃ」となっていた。

(撮影:平成22年9月17日)