宝珠寺(ほうじゅじ)(大阪府豊中市熊野町3-10-1)
二基の三重宝篋印塔は花山上皇と仏眼(ぶつげん)上人の墓塔という伝承がある
宝珠寺(ほうじゅじ)三重宝篋印塔 二基 (重要美術品、南北朝時代前期、花崗岩、高さ 約215Cm)
宝珠寺(ほうじゅじ)三重宝篋印塔 東塔 (向かって右側塔)
一重目の笠 (段形は下二段、上二段、隅飾は一弧で無地) | ||
東塔 重要美術品、南北朝時代前期、花崗岩、高さ 315Cm | 二重目の笠 (段形は下二段、上二段、隅飾は一弧無地で一重目と同じ) |
三重目の笠 (段形は下二段、上六段、隅飾は無地で輪郭なし)
初層塔身は四面とも無地 | ||
基礎は上二段で側面は四面とも無地 | 本堂西側の墓地にあり相輪上部は欠損している |
宝珠寺(ほうじゅじ)三重宝篋印塔 西塔 (向かって左側塔)
一重目の笠(段形は下二段、上二段、隅飾は二弧で無地) | ||
南塔 重要美術品、南北朝時代前期、花崗岩、高さ 約215Cm | 二重目の笠(段形は下二段、上三段、隅飾は二弧無地) |
三重目の笠(段形は下二段、上五段、隅飾は二弧で無地)
初層塔身、舟形に彫りくぼめ四方仏を半肉彫りする(正面:南面) | ||
初層塔身、蓮座上に舟形を彫りくぼめ四方仏を半肉彫りする(東面) | この西塔よりも東塔のほうが様式的に古いとされている |
基礎は上二段で、輪郭を巻いた正面に合掌する二体の僧形坐像が刻まれている
初層塔身、蓮座上に舟形を彫りくぼめ四方仏を半肉彫りする(背面:北面) | ||
初層塔身、蓮座上に舟形を彫りくぼめ四方仏を半肉彫りする(西面) | 相輪は、下から伏鉢・請花・九輪で、九輪目から上を欠損している |
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*阪急電車「豊中駅」から阪急バス 桃山台行きに乗車、「熊野町バス停」下車 徒歩8分
(撮影:平成20年6月10日、7月7日)