長久寺二十五菩薩石仏
長久寺(ちょうきゅうじ)(奈良県山辺郡山添村大字毛原459)
創建年代は明らかではないが、古くから東大寺戒壇院の末寺となっていた
二十五菩薩石仏(村指定文化財、江戸時代前期 正保三年 1646年、安山岩、高さ 115Cm 幅 250Cm)
中央上部に大きく阿弥陀の種子(キリーク)、その下に枠を設けて南無阿弥陀仏の名号を刻む
地蔵の像高は22〜26Cm(向かって左、中段) | ||
左右に枠を設け、計二十四体の地蔵菩薩を刻む | 錫杖を持った地蔵菩薩(向かって右、中段) |
錫杖・宝珠の地蔵菩薩が20体、合掌する地蔵菩薩が四体。下段に正保三年(1646)の年号を刻む
毛原(けはら)の六地蔵石仏
毛原廃寺跡(国指定 史跡)(奈良県山辺郡山添村毛原)
六地蔵石仏(村指定文化財、江戸時代中期、安山岩、像高33Cm)
向かって右側の三体 | ||
向かって左側の三体 | 六地蔵石仏の側面 |
竹の筒に入れられた花や傘が供えられた六地蔵石仏
毛原廃寺跡 金堂跡(七間四面)礎石
奈良時代、この山深い山添村に七堂伽藍を有する大寺があったことは驚きだ
毛原廃寺跡(国指定史跡)
奈良東大寺の杣(そま)支配所と考えられている
*近鉄大阪線名張駅から三重交通バス毛原神社前行きのバスに乗車、終点下車 徒歩5分
(撮影:平成19年8月15日)