布目湖周辺の石仏(1)

 大橋阿弥陀磨崖仏(奈良県川辺郡山添村津越)

阿弥陀磨崖仏(村指定文化財、南北朝時代 文和四年 1355年、像高 66Cm)

石仏は、高さ 81Cmの舟形光背を彫りくぼめ蓮華座に立つ。摩滅が激しいが、衣文の下側は残っている。大橋バス停より西へ200mの所にある

 桐山磨崖仏(山添村桐山)

桐山双仏磨崖仏(室町時代後期 永禄九年 1566年、像高 83Cm)

阿弥陀仏と地蔵菩薩の双仏石 地蔵磨崖仏(像高 50Cm)

永禄九年(1566)の銘がある阿弥陀と地蔵の双仏石を中心に追刻された地蔵や双仏石が見られる

 烏ヶ淵(からすがぶち)阿弥陀地蔵二尊磨崖仏(山添村桐山)

烏ヶ淵阿弥陀地蔵二尊磨崖仏(村指定文化財、江戸時代後期 寛政年間、像高87Cm)

磨崖仏は、布目ダム建設により水没するため巨岩を切断ここに移設 地蔵磨崖仏

地蔵磨崖仏

二尊石仏の隣にあった。布目ダムの建設で水没の憂目に遭う磨崖仏が切り離されて安置されている

 布目湖周辺の石仏(2)地蔵石仏 他                       石仏と石塔-目次!

布目ダム建設により生まれた布目湖

 石  仏-紀年順-目次

*JR・近鉄奈良駅より奈良交通バス 北野行きに乗車、「大橋バス停」下車 徒歩

(撮影:平成19年9月22日)