的野不動磨崖仏(奈良県山辺郡山添村的野)
的野不動磨崖仏(南北朝時代、花崗岩、像高 35Cm)
小さな不動明王は右手に剣を左手に羂索を持つ。花が生けられお供えがある。今も信仰が生きている |
前は、後の岩壁にあったものが、はがれてこの場所に落ちたという。もっと大きな石像だと思っていた
常照院は現在無住の廃寺。的野の八幡神社に隣接する
常照院阿弥陀石仏(村指定文化財、鎌倉時代中期 建長五年 1253年、花崗岩、総高 150Cm)
自然石を刻んだ鎌倉中期の石造。来迎印の阿弥陀仏を厚肉彫りしたもので「建長五年癸丑十月一日造立」の刻銘がある |
境内の板碑群
月待庚申板碑(江戸時代中期 享保十二年 1727年、高さ 110Cm) | 五輪塔(南北朝時代、花崗岩、高さ 110Cm、四面無地) |
境内に置かれている板碑(室町〜江戸時代)
南無大師遍照金剛の板碑や地蔵菩薩が彫られた板碑
*JR・近鉄奈良駅より奈良交通バス北野行き乗車、「大橋バス停」下車 徒歩
(撮影:平成19年9月22日)